《鎧道接続キング・マルバディアス》
鎧道接続 キング・マルバディアス SR 光/闇/自然文明 (7) |
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アンノウン 9000 |
EXライフ |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト6以下のディスタスを2枚まで出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
相手の、多色ではないカードを使うコストを2多くする。 |
DM23-BD1で登場した光/闇/自然のディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アンノウン。
cipで山札を5枚見て、コスト6以下のディスタスを2枚まで出せるW・ブレイカー。さらに相手の多色ではないカードを2コスト加重する。
コスト踏み倒し系のcipを持つクリーチャーにありがちな「cipを使い終わると準バニラになる」という問題を常在型能力によって克服したクリーチャー。EXライフの耐性とコスト加重は言うまでもなく相性抜群である。
踏み倒し範囲はディスタス限定とやや狭いが、5枚も見れるため不発に終わるリスクは低いだろう。仮にディスタスを8枚採用していれば約70%の確率で1体以上踏み倒せる。
ササゲールを使って出しても自分のクリーチャーの数が減らないどころか、増える場合もあるというのは魅力的。
コスト加重は【青魔導具】や【スノーフェアリー】など、低コストの単色または無色カードを多用するデッキによく刺さる。初のすべてのカードタイプをコスト加重する能力であり、銀の弾丸の影響を受けにくい[1]。
一方で、ビッグマナに対してはコスト2程度の加重では心もとない。マナブーストにものを言わせて単色カードも強引に使われるだけだろう。また、登場時点のビッグマナはそのほとんどが【5色コントロール】であり、そもそも単色メタが刺さりにくい。
他のカード・デッキとの相性
その他
闇道化マルバスの名を騙る存在《天罪堕将 アルカクラウン》と《聖鎧亜キング・アルカディアス》を合成した『接続』ディスペクター。
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| | 合成元との関係
| - 《キング・アルカディアス》の左の二の腕を外し、《アルカクラウン》の上半身から腰~左太腿まで丸ごと接続されているのが確認できる。
あたかも《キング・アルカディアス》の左肩から、直接《アルカクラウン》が生えてきたかのような衝撃的な姿と言える。
- 見ようによっては、《アルカクラウン》の両足が切り取られ、そのまま《キング・アルカディアス》の腕の一部にされた、と解釈することもできる。なお、《アルカクラウン》は腕としての役目を担っているためか、開脚を強いられるような体勢となっている。
また《キング・アルカディアス》と《アルカクラウン》の右手が交換され、《キング・アルカディアス》の膝部分に《アルカクラウン》の装飾が追加されているなど細かい接続部分も多い。
- 《アルカクラウン》の踏み倒し、《キング・アルカディアス》の非多色メタと、一見素直に能力を引き継いでいるように思えるが、踏み倒しはコスト・出せる数・出せる対象が狭められており、非多色メタも対象が広がりつつもロックからコスト増加に緩くなるという風にしっかりと「ディスペクト」が成されている。
- 元となった2体からはロスト・クルセイダーが失われ、アンノウンが追加されている。背景ストーリー上で《アルカクラウン》がアンノウンを持ち合わせている事によるものだろうか。
- 文明面では、《アルカクラウン》が持っていた3文明をそのまま引き継いで「接続」カラーになっている。元々《キング・アルカディアス》が光と闇であるため、削除や追加された文明はない。
- 《アルカクラウン》は《キング・アルカディアス》らアルカディアス王家を滅ぼした張本人であり、ストーリー上で敵対した者同士がディスペクター化している存在である。
《キング・アルカディアス》からすれば、自身が治める王家の仇と言えるクリーチャーが文字通りの「片腕」となるという屈辱を味わされており、《アルカクラウン》にとっても、自身が支配しようとしていた王家の一人によって、逆に身体を支配されるという、別の意味での屈辱感を味わされているようにも解釈できる。
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関連カード
収録セット
参考
もしクリーチャーしかコスト加重できない能力だったなら、フルクリーチャーだと思っていた相手に突然《スパイラル・ゲート》などを唱えられて不利になる可能性があっただろう。呪文しかコスト加重できない場合も同様。