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聖霊王エルフェウス VR 光文明 (5) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500 |
進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。 |
相手クリーチャーはタップされた状態でバトルゾーンに出る。 |
W・ブレイカー |
DM-14で登場した進化エンジェル・コマンド。2体目の聖霊王。
相手クリーチャーを全てタップインさせるという強力な能力を持つ。
5コストでパワー9500と、進化エンジェル・コマンドらしく素のスペックも高め。
システムクリーチャーとして一級品であり、バトルゾーンの制圧力には目を見張る。相手がクリーチャーを召喚するそばから高パワーで薙ぎ倒していけるだろう。
相性の良いカードとして《悪魔聖霊アウゼス》や《死皇帝ベルフェギウス》が挙げられる。前者は出てきたクリーチャーをパワーに関係なく即座に破壊することができ、後者はタップインしたクリーチャーを実質アンタップ不能にし、軽いロック状態に持ち込める(>【ベルフェギウスタップ】)。
ビートダウン対策にも使えそうな能力だが、その場合は1コスト軽く進化元の不要な《スベンガリィ・クロウラー》が存在する。ただタップインさせるだけならばあちらの方が効率が良いので、こちらは高いパワーや、クリーチャーへの攻撃に制限がないことを利用して運用するのが良いだろう。
強力な能力でありながら、自身のコストはそれほど重くないため、比較的運用しやすい。エンジェル・コマンドの進化は長らく進化元の調達に苦労していたが、現在では《白騎士の精霊レオニダス》や《光流の精霊ガガ・カリーナ》の登場でほぼ解消された。《超次元ホワイトグリーン・ホール》や《超次元ブルーホワイト・ホール》から《時空の霊魔シュヴァル》を出すこともできる。
最大の欠点は除去に弱いことか。進化元をディスアドバンテージとして出すため、除去された時の損失も大きい。闇には《地獄門デス・ゲート》や《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》などの恐い相手が多いので、ハンデスで引っこ抜くなどの対策は取りたい。
《ペトリアル・フレーム》をクロスする、《光器クシナダ》でアンタッチャブルを付与するなど、一工夫したい。前者の場合は《精撃の使徒アリッサ》を使うとお手軽に降臨できる。
後に、同コストで進化元を必要としない《無修羅デジルムカデ》が登場し、文明が違うとはいえ、このカードの立場は急速に危うくなった。こちらはエンジェル・コマンドであるため種族で差別化したい。
転生編環境では【除去コントロール】系統で使われたが、除去耐性が無い上に当時としては進化元の用意が若干厳しく、またこのクリーチャーより先に出ているクリーチャーを如何に対処するかが課題となったため、評価はマチマチであった。それでも、エンジェル・コマンドであることから登場時期の近い《悪魔聖霊アウゼス》との組み合わせが強力であった。
後に除去札で固められた【除去コントロール】が下火になるとこのカードの評価は上がった。【キング・アルカディアス】系統の現役時代は相手が多色クリーチャーを出して足掻くことに対処する制圧札として使われることがあった。
聖霊王エルフェウス VR 光文明 (5) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 8500 |
進化:エンジェル・コマンド |
各ターン、初めてバトルゾーンに出る相手のクリーチャーは、タップしてバトルゾーンに出る。 |
W・ブレイカー |
DMPP-06で実装。パワーが8500に下がり、タップインは各ターン最初の相手クリーチャーのみが対象となった。
この弱体化により《超神星 DEATH・ドラゲリオン》のメテオバーンで焼却されるようになったり、《魔光蟲ヴィルジニア卿》からリアニメイトした《大邪眼B・ロマノフ》がタップインしなくなったりと【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)とは相性が悪い。1コストで《死神術士デスマーチ》を出せば後のクリ-チャーは全てタップインしないのも相性の悪さに拍車を掛ける。もっともDMPP-06収録のこのカードは【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)が成立したDMPP-12実装時にはスタン落ちしているが。