【英霊王スターマン】
DM-12で登場した5枚の王のうちの1枚《英霊王スターマン》を主力としたデッキ。
水光の2色、もしくは闇を加えて構築されることが多い。火を加えたトリコロールで組まれることもある。
英霊王スターマン SR 光/水文明 (5) |
進化クリーチャー:スターノイド 9000 |
進化V−自分のライトブリンガー1体とサイバーロード1体を重ねた上に置く。 |
このクリーチャーが攻撃した時、またはバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま自分のシールドに加える。 |
W・ブレイカー |
《英霊王スターマン》はアタックトリガーとバトルゾーンを離れる時にシールド追加を行う。出して殴っていくだけでシールドがどんどん増えていくので、相手のビートダウンに対して非常に心強い。
ライトブリンガーの光とサイバーロードの水を中心に組まれる。《ギガジャドウ》のようなスーサイドカードを使う場合は闇がタッチされる。
主要カード
進化元の候補
ライトブリンガーの候補
サイバーロードの候補
進化の候補
サポートの候補
超次元の候補
このデッキの戦い方
軽量かつ優秀なサイバーロードとライトブリンガーの種クリーチャーを展開し、《英霊王スターマン》に進化させた後に殴りきって勝つのが基本的なコンセプトである。
スターマン自身の能力もさることながら、《予言者キュベラ》・《斬隠テンサイ・ジャニット》・《予言者プロキオン》・《予言者コロン》など、ビートダウンに耐性のある進化元クリーチャーが多く、【速攻】をはじめ各種ビートダウン系のデッキに対して有利に動きやすい。ビートダウンに強いビートダウンデッキと言って良いだろう。
一方で場を固めた後にシールドを一斉にブレイクするコントロール系のデッキには苦戦しがち。とりわけシールド数を全く気にせずにライブラリアウトを狙うデッキは、スターマン自身の効果も相まって天敵になりうる。
対策として《光霊姫アレフティナ》や山札回復用のカードを採用するのも手。
登場当時から比較的扱いやすい進化元クリーチャーが多かった為、同サイクルの《聖獣王ペガサス》や《蛇魂王ナーガ》などと比べ、デッキは組まれやすかった。
以後も殿堂クリーチャー《アクア・ハルカス》の相互互換である《クゥリャン》の登場、戦国編・神化編におけるサイバーロードおよびライトブリンガーの猛プッシュ、似た能力を持つ《三界 ナラカ・マークラ》及び《サッヴァーク <マン.Star>》の登場などを受け、時代とともに着実に強化されてきているデッキタイプである。
進化元以外にも《バブル・トラップ》や《無敵城 シルヴァー・グローリー》、《ギガジャドウ》といった増えたシールドをアドバンテージに変換できるカードが増え、戦術にバリエーションを与えた。
進化元クリーチャーの種族を生かし、サイバーやオリジンの進化クリーチャーを添えてみるのも良いだろう。
その他
- 優秀なサイバーロードとして名高い《パクリオ》も、ビートダウンを軸とするこのデッキとは相性が悪く、採用されないことが多い。
- 現在ではファンデッキとして組まれることが多いが、2005年SCB鈴鹿大会では入賞を果たしている。ちなみにそちらは水光の構成。現在のところこれが唯一の公式大会での入賞である。
参考