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Volzeos-Balamord KGM 光/水/闇/火/自然文明 (9) |
キング・クリーチャー:ディスペクター/ニュー・ワールド・ドラゴン 555555 |
自分の手札またはマナゾーンに3種のキング・セル《新世界王の権威》《新世界王の思想》《新世界王の闘気》が揃っていれば、合体させ、コストを支払ってこのキング・クリーチャーを召喚してもよい。 |
エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く) |
スピードアタッカー |
ワールド・ブレイカー |
このクリーチャーは、出たターンの間、ブロックされない。 |
このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札をすべて捨てる。 |
自分が「G・ストライク」を使った時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、相手のクリーチャーを1体選んでタップしてもよい。 |
合体前⇒《新世界王の権威》、《新世界王の思想》、《新世界王の闘気》 |
《獅子王の遺跡》 | コンセプト。S・トリガー。多色デッキの定番マナブースト。キング・セルのおかげで安定して3ターン目に大量ブースト可能 | |
《Volzeos-Balamord》 | コンセプト。キング・セル3種を手札とマナゾーンに揃えて降臨させる超大型フィニッシャー | |
《新世界王の権威》 | 白黒赤のキング・セル。 | キング・セルは共通してG・ストライクを持ち、 手札からマナゾーンへ置くとアンタップする |
《新世界王の思想》 | 青赤緑のキング・セル。サイクル中で唯一水文明を持つ。 | |
《新世界王の闘気》 | 白黒緑のキング・セル。自然を含むので2ターン目までに置きたい所。 |
《フェアリー・Re:ライフ》 | G・ストライク持ち2コストブースト |
《地龍神の魔陣》 | 青緑のG・ストライク持ち2コストブースト。中盤以降もサーチカードとして活躍する |
《フェアリー・ミラクル》 | 5色デッキ専用のマナ加速 |
《鎧亜 メフィスト-1》 | cipで山札の上が多色ならマナ加速 |
《妖精 アジサイ-2》 | 《獅子王の遺跡》を引けない場合のサブプラン。4ターン目に《聖魔連結王 ドルファディロム》等の8コストディスペクターへ繋ぐ |
《龍魂珠》 | 山札の上5枚から1枚選んでマナブーストを行うササゲール2持ち |
《魂晶 リゲル-2》 | cipでマナ回収か墓地回収を行えるマッハファイター |
《電磁 アクアン-2》 | G・ストライク。cipで最大3枚の手札補充 |
《Disノメノン》 | リソース要員になる汎用マッハファイター |
《Disメイデン》 | 1ドロー後手札を1枚マナへ置ける初動兼ブロッカー。多色アンタップインで色事故を徹底的に防止 |
《Disゾロスター》 | シールド墓地マナ1枚ずつ追加 |
《天災 デドダム》 | このカードをはじめとし、通常の【5色コントロール】に使用するようなカードを採用しても良い |
《聖魔連結王 ドルファディロム》 | フィニッシャー・マナ基盤及び呪文封じ。このデッキでは【青黒退化】にすら間に合ってしまう |
《禁断竜王 Vol-Val-8》 | ジャストダイバー。手札補充と全体除去を行い、クリーチャーを4体破壊することで追加ターンを得る |
《零獄接続王 ロマノグリラ0世》 | 大型マッハファイター。攻撃時にマナの枚数以下になるようにマナゾーンと墓地からクリーチャーを踏み倒す。 タップされていれば自分は攻撃されない |
《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》 | 使うカードのコストをそれが持つ文明1つにつき1軽減。攻撃終わりにマナを5枚まで回復して手札・墓地から呪文かクリーチャーを1枚使用できる |
《熱核連結 ガイアトム・シックス》 | cipとEXライフ消費時に9000以下破壊、選ばれた時にオールハンデス。《Volzeos-Balamord》と相性の良いダイレクトアタック要員 |
《滅印連結 ヴァルハルザーク》 | 敵獣タップ効果で《Volzeos-Balamord》の攻撃先を作り、シールド追加で守りを固める |
《覚醒連結 XXDDZ》 | 味方をスピードアタッカー&スレイヤー化 攻撃時に呪文ロック |
《飢限電融 ファタル・エレガンス》 | cipで相手2体をバウンス。相手のクリーチャーが出るたびにマナブースト |
《砕慄接続 グレイトフル・ベン》 | 墓地とマナゾーンを有効活用できる優秀な1枚。貴重な墓地利用手段 |
《龍風混成 ザーディクリカ》 | 《獅子王の遺跡》や《地龍神の魔陣》を再利用しつつアドバンテージを稼ぐ |
《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》 | 召喚時に大量ドロー&ハンデス。ダイレクト以外での敗北防止効果も山札消費の激しいこのデッキには非常に有り難い |
《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》 | cipで相手のクリーチャー1体をバウンスしそのコスト以下のクリーチャーをリアニメイト。cip全般を封殺する常在型能力 |
《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》 | 《Volzeos-Balamord》に再びアンブロッカブルを与えつつ効果バトル。《Disノメノン》を引きずり出してダイレクトアタックをより確実化する |
《禁時王秘伝エンドオブランド》 | 【青黒退化】や、《アルカディアス・モモキング》含むメタ対策。手撃ち圏内且つドロー効果も有り難い |
《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》 | マナと手札を補充しつつ、マナゾーンの枚数分パワー低下を放つ |
《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》 | シールド追加とマナ加速と墓地肥やし、もしくはディスペクターかディスタス増殖 |
《混成秘伝デュアルスタック》 | G・ストライク持ち、3体フリーズで保険をかける |
n枚目以降のアンタップイン多色が欲しいなら。《Volzeos-Balamord》を構成するキング・セルは水のみ他より少なく、自然は他のカードで補えることが殆どのため水入りの優先度が高い。
カード名 | 光 | 水 | 闇 | 火 | 自然 | 効果など |
---|---|---|---|---|---|---|
《ウェイブの伝説》 | ○ | ○ | 青と緑の2色 唱えたら相手依存の除去(バウンスかマナ送り) | |||
《銀河の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたら《ディープ・オペレーション》と同じ効果 | |||
《零の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたら山札の一番上を操作しつつ墓地肥やし | |||
《美孔麗の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたらキャントリップ付き《ニンプウ・タイフーン》の効果 | |||
《暴拳の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたらオールタップと+3000のパンプアップ | |||
《不死樹の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたら1枚多く墓地が肥える《ダーク・ライフ》のような効果 | |||
《切札の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたらブロッカー破壊かコスト2以下のカード指定除去のモード | |||
《月光の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたら《ファンタズム・クラッチ》と同じ効果 | |||
《ボンバーの伝説》 | ○ | ○ | 唱えたら味方にスピードアタッカーと自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力を付与 | |||
《鬼札の伝説》 | ○ | ○ | 唱えたらシールドを犠牲に《デビル・メディスン》の効果 |
《始原塊 ジュダイナ》 | 《熱核連結 ガイアトム・シックス》などのドラゴンディスペクターをマナ召喚 |
《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》 | 《最終龍覇 グレンモルト》をスレイヤーブロッカーに |
《将龍剣 ガイアール》 | 効果バトルが出来る。後者にはパンプアップもある |
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》 | |
《銀河大剣 ガイハート》 | 龍解すると決定力の高い《熱血星龍 ガイギンガ》に |
《天啓 CX-20》 | 手札補充 |
《サザン・エー》 | |
《クリスマIII》 | マナブーストとマナ回収を兼ねる |
《回収 TE-10》 | 呪文回収。《地龍神の魔陣》などを使い回す |
《全能ゼンノー》 | 超GRではお馴染みの足止め手段 |
《カット 丙-二式》 | ピーピングハンデス |
2ターン目に《フェアリー・Re:ライフ》や《地龍神の魔陣》でブーストし、3ターン目に《獅子王の遺跡》を唱えてマナ武装含め3枚マナブーストする。
この時、1ターン目には普通の多色カード、2ターン目と3ターン目に手札からキング・セルを置くことで《獅子王の遺跡》で山札からマナに落ちる1枚目のカードが単色だったとしても多色マナ武装が達成できる。
4ターン前後で8マナまで到達できるので、各種大型獣でコントロールしつつ手札及びマナゾーンにキング・セルを揃え、《Volzeos-Balamord》を召喚しフィニッシュする。
ダイレクトアタックに失敗した場合でも、《Volzeos-Balamord》のG・ストライク補助で相手の攻撃を捌きつつ反撃の機会を冷静に窺おう。
《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》獲得後は、先に《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》を含めて2、3枚ブレイクして敢えて手札を与えることで《Volzeos-Balamord》によるオールハンデスの威力を上げるというプレイングもできるようになった。《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》の大量展開ロック能力のおかげでブレイクを入れてからターンを返しても反撃されるリスクが小さい。
何といっても大量のG・ストライクと安定したブースト力が魅力。
主要カードのキング・セルと2コスト初動カードを4枚積みにするだけで20枚のG・ストライクを確保でき、デッキの基盤を成すパーツの大半が防御札を兼ねている。
結果メインデッキの6割程度が防御札となることがざら。その上EXライフや《滅印連結 ヴァルハルザーク》等でシールドを次々と補充できるため、気付いたらほぼ全てのシールドがG・ストライクで埋まっていた、という事も多々ある。生半可な速攻やビートダウンを受け付けず、高速突破は【我我我ブランド】でも難しい。
《Volzeos-Balamord》降臨後はG・ストライク使用時にマナブーストと敵獣タップが可能となり、更に防御面が強化される。
一見すると頭を抱えたくなる程に多色率が高い(大体メインデッキの8割を超える構築となる)ものの、キング・セルは手札からチャージするとアンタップする特性により事実上単色カードとしてカウントする事ができる。多色主体のデッキでありながら事故を起こす確率が低く、手札に持ってさえいれば3ターン目にマナ武装4達成済みの《獅子王の遺跡》が高確率で決まる。
《Volzeos-Balamord》は手札とマナゾーンの両方にあるキング・セルを参照して召喚できるため、《獅子王の遺跡》が事実上のサーチ役も兼ねている。
そして相手のハンデスにはセルをマナに置いて対抗可能。
《Volzeos-Balamord》の攻撃時オールハンデスによりニンジャ・ストライクや革命0トリガーによる防御を許さない。【ナウ・オア・ネバーループ】や【青黒緑退化】などの中速コンボデッキ、【ヘブンズ・ゲート】系統のようなクリーチャーコントロールにもオールハンデスが刺さる。
また全文明を持つディスペクターであるため、王来篇で登場したあらゆるアタック・チャンス呪文に対応している。
デッキが5色であるためにあらゆるカードを文明の縛りなく採用することが可能であり、グッドスタッフのようなパワーカード満載のデッキを組み上げることも可能。
良くも悪くも主な防御手段はG・ストライクであるため、《Volzeos-Balamord》着地前の大量ブレイクや【青魔導具】の《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》と《凶鬼卍号 メラヴォルガル》のコンボなどターンをまたいでシールドをブレイクされるのに弱い。また、アンタッチャブルやジャストダイバーにも無力。
呪文メタも辛い。主なブースト手段が呪文に集中しているため、《音奏 プーンギ》や《黙示 シャマリ-1》等を出されると失速を余儀なくされる。
《Volzeos-Balamord》の項でも語られている通り、強力な能力を満載する反面バトルゾーンに触れる能力は持ち合わせていない。またワールド・ブレイカーは強烈であるが最大の弱点でもあり、折角捨てさせた手札を再び回復させてしまう。2体並べるなど、構築やプレイングによる対策は必須。
《超英雄タイム》など軽量カード指定除去1枚で《ヴォルゼオス》が1回分の除去を受けてしまう点は忘れてはならない。
《とこしえの超人》を出されると《Volzeos-Balamord》召喚時にマナゾーンのキング・セルを使用できなくなる。キープしておくのもひとつの手だが、このデッキは手札の維持が苦手であり、息切れが怖い。
また《ベイB セガーレ》を出された場合、使用するキング・セルが保留状態になった時点で9マナ残っていなければ効果の対象となってしまう点に注意。
短所というほどでも無いが、キング・セルは手札以外からマナゾーンに置かれた時は通常通りタップしてマナゾーンに置かれる。よって《獅子王の遺跡》でブーストしたマナからさらに別のカードへ繋げるという動き方は困難。
また、水文明を含むキング・セルは《新世界王の思想》のみであるため水文明は意図して枚数を増やすなど、構築段階でキング・セルに頼らないスキルは必要。
《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》・《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》を採用しない場合は山札の過剰消費にも注意。
多色デッキの宿命として《メガ・マナロック・ドラゴン》は天敵。またランデスでマナゾーンのキング・セルを潰される事にも弱い。特に《天使と悪魔の墳墓》はマナがかなり伸び、キング・セルを積極的にチャージするこのデッキでは引っかかりやすいので注意。
DMRP-20発売からアドバンス・オリジナルを問わず様々な型がチャンピオンシップ4位以内入賞を果たしたが、リソース系ディスタスでアドバンテージを稼いで呪文ロック持ちを立てながらワンショットすることは大筋で変わらない。《神徒 メイプル-1》を採用したハンデス型、《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》をリソース確保手段に利用した型なども結果を残した。
《モモキング -始丸-》からの《大長老 ウェイヨウ》で墓地に落とした大量の多色カードをマナに変換し《Volzeos-Balamord》に繋げる【ウェイヨウバラモルド】が2021年末のオリジナルCSにおいて3位入賞を果たした。
手札交換・サーチ・墓地肥やしのための《モモキング -始丸-》や《無法頂上会談》、全体的に低速なこの型を支えるカウンター札として《百鬼の邪王門》《一王二命三眼槍》《バサラ》が採用されていた。
遅くともDMEX-18期になると《獅子王の遺跡》を基盤からカットして《フェアリー・ミラクル》を基盤の中心とした型が主流化。単に【5色バラモルド】と呼ばれたりする。
この頃のアドバンスでは《“魔神轟怒”万軍投》や《BAKUOOON・ミッツァイル》、《MEGATOON・ドッカンデイヤー》で重量級マナドライブを吐き出してアドバンテージを取る型が流行。
オリジナルでは革命ファイナルで登場したファイナル革命持ちと組み合わせた型が流行した。
DM23-RP2期には、《マンハッタンの心絵》、《空間型無限収納ストラトバッグ》、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》といった【絶望神サガループ】対策を後ろ盾に、何件かオリジナルでチャンピオンシップ上位入賞を果たしている。
DM23-BD1で《Disコットン&Disケラサス》を獲得。以降、《獅子王の遺跡》の採用を2枚や3枚に減らしたり、あるいは採用自体を見送った型が徐々に見かけられるように。
2023年10月上旬には、3コスト以下の初動が《フェアリー・ミラクル》2枚、《天災 デドダム》4枚、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》3枚、《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》1枚のみで、《獅子王の遺跡》をカットした基盤の型がオリジナルで4位入賞。この型は《覚醒連結 XXDDZ》や《聖魔連結王 ドルファディロム》による呪文ロック、《轟く革命 レッドギラゾーン》による打点増強、ブロッカー対策をフィニッシュ方法とするものであった。
DM23-EX2で《ガイアッシュの海地図》を獲得。
2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂により【5色ザーディクリカ】が大幅弱体化し、同じ【5色コントロール】として立場が相対的に向上。直後のチャンピオンシップでも入賞が散見された。
同年ゴールデンウィーク明け時点では、《聖魔連結王 ドルファディロム》で雑に制圧する型が主流。【黒緑アビス】に対しては全体除去としてこれで十分で、【白緑巨大天門】も全体除去や呪文ロックの刺さり方を考えれば決してザルではないため。また、《百威と族絆の決断》の獲得により、カウンター込みで4ターン目にワンショットを行う展開も十分考えられるようになった。
DM24-EX1発売前最終週末には、《ハイパー・エン・ゲルス》をフィニッシュ補助に使った型が確認された(オリジナル、39人参加、準優勝)。
DM24-BD1・DM24-BD2発売日当日には、《理想と平和の決断》のヒット率100%の基盤で、《光開の精霊サイフォゲート》や《砕慄接続 グレイトフル・ベン》、《冥界を統べる新月のハーデス》などを採用した光のブロッカーシナジー型が結果を出した(オリジナル、61人参加、3位)。1枚積みの《星魂接続 パーフェクト・ワールド》でのササゲール付与を活かして横展開する、一種の【4色タッチ赤ディスペクター】のような趣でもあった。同日、《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》を《アカシック・ファイナル》と《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》を使って回収し、呪文ロックによる妨害と手札補充を繰り返す型も見られた(オリジナル、32人参加、4位入賞)。
DM24-RP3で《アクア・ギャクテンポインター》を獲得。山札を酷使するデッキに対してこれをループさせてライブラリアウトを狙う型が早速結果を出した。
DM24-RP3発売日には、《終絶電融 パワーロビン》、《星魂接続 パーフェクト・ワールド》、《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》各1枚積みし、《ヨビニオン・ハルカス》をコスト3初動の水増しとして2枚積みした緑白青黒型が結果を出した(オリジナル、73人参加、3位)。