王道(おうどう)革命(かくめい) ドギラゴン》

王道の革命 ドギラゴン SR 光/火/自然文明 (5)
クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 5000+
ブロッカー
スピードアタッカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンから手札に加えるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
革命0:自分のシールドが1つもなければ、バトル中、このクリーチャーのパワーを+10000し、このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。

DM24-BD1で登場した//自然メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍

大きく分けて3つの強みが共存するハイスペックドラゴン

1つ目は中盤以降にマナ手札リソースを補給するブロッカーcipで2マナブーストしてから、強制クリーチャーを1体マナ回収する。
マナ回収強制のため、特殊な状況[1]を除けばマナブーストとしては差し引き+1。ブースト枚数では《トップ・オブ・ロマネスク》に劣るものの、それ以外ではすべてにおいて優っている。

2つ目は召喚酔いしないコスト5以上の多色ドラゴンということ。
ドラゴンデッキで押さえておきたい《蒼き団長 ドギラゴン剣》《時の法皇 ミラダンテXII》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》《蒼き守護神 ドギラゴン閃》《百族の長 プチョヘンザ》すべてに革命チェンジできる。
またコマンドなのでアドバンスなら《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》P侵略が可能。手札に上記革命チェンジ先がいなくとも、いつでもT・ブレイカーとして扱える。

3つ目は革命0で、(外部からパワー修正されない場合)パワー15000未満の相手に無限ブロッカーになるということ。1つ目のリソース運用を理由にあらかじめ出しておいたこのクリーチャーが棒立ちしているだけで、最後の最後に相手にとって非常に邪魔な壁として機能するだろう。《開眼者クーカイ》の如く相手の攻撃をねじ伏せてしまえる。

狙って行うのは難しいが、タップキルアンタップキラー付与で相手のパワー15000未満を殲滅してから、アンタップで行動を終えて相手のターンにブロッカーとして待ち構えることもできる。革命2のS・トリガー化や鬼エンドで唱えた《百鬼の邪王門》とのシナジーもある。
ただし、パンプアップバトル中のみで単体ではブレイカーを持たず1つずつしかシールドブレイクできないため、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》などフィニッシャーは別途で用意する必要がある。

他のカード・デッキとの相性

  • この配色でを含むブロッカーなら、【5色ディスペクター】に適性がある。基本的に革命0は火力フリーズ、パワー15000以上のゴリ押しなどで簡単に突破可能なものであり背水の陣の防御方法となるため、EXライフで革命の発動条件から遠ざかりがちでも大きな問題にはならない。最低限STブロッカーで1面受けながらリソースを整えることができ、相手ターン中に突然召喚されながら革命0の受け性能で詰みになることを恐れてターンを返してもらえればしめたもの。《流星アーシュ》のように結果的にマナブーストにならないという悩みもない。

環境において

DM24-BD1DM24-BD2期ではこのクリーチャーを3~4枚採用した【獅子王ヴォルゼオス】【白赤緑ドギラゴン閃】【白青赤緑ドギラゴン閃】【5色邪王門】【白ガイアッシュ覇道】【5色ガイアハザード退化】オリジナルCSで上位入賞した。

いずれもこのクリーチャーの登場以前はマナ回収をまともに積んでいなかったデッキばかりで、頼みの綱の《始原塊 ジュダイナ》オリジナルで使用不可。
《ボルシャック・栄光・ルピア》などの山札からのランダムマナブーストで殿堂入りカードが落ちたらプラン変更を余儀なくされていたが、以前とは比較にならないほど柔軟に動けるようになった。

アドバンスでは【白赤緑モルトNEXT】【5色グレンモルト】が主な居場所。

関連カード

収録セット

参考


[1] マナゾーンに1枚もクリーチャー・カードがないか、《若き大長老 アプル》などで移動をロックされている場合