《切札連結(きりふだれんけつ) バロX(クロス)G(ゲンジ)X(クロス)ディアス》

切札連結 バロXGXディアス SR 光/闇/火文明 (20)
進化クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アーマード・ドラゴン 25000
自分のコマンドまたはドラゴンが出た時、このクリーチャーを自分の手札から出してもよい。
超無限進化:コストの合計が20以上になるように、進化ではない、コマンドまたはドラゴンいずれかのクリーチャー1体以上の上に置く。
エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドの中から1つを墓地に置く)
ワールド・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。
相手は呪文を唱えられない。

DM26-EX4で登場した進化ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アーマード・ドラゴン。

《竜魔神王バルカディア・NEX》の調整版ともいうべき超無限進化持ちディスペクター。
エクストラEXライフ付きのワールド・ブレイカーで、相手の呪文使用をロックする常在型能力を持つ。また、cipおよびアタックトリガーごとに敵クリーチャーを1体破壊する。

味方のコマンドまたはドラゴンが出た時に、自身を手札からコスト踏み倒しできる。
ただし、無条件に出られるというわけではなく、進化元にするエレメントの合計コストが20に満たない場合には事実上出ることはできない。似た挙動は《超時空ストーム G・XX》がある。

呪文封殺に加え、既に場にいるクリーチャーに対しても着地と攻撃のタイミングで複数破壊を放ち制圧していける。そのままワールド・ブレイカーが通れば勝利は目前、という分かりやすいデザインである。
エクストラEXライフによる2回分の耐性・シールド追加も助かって、実際にカウンターのリスクを最小限に抑えることは容易い。
隣に追加の打点を用意できればそのままリーサルを狙いに行く選択肢もあり、フィニッシャーに据えるには十分なパワーを持ったクリーチャーと言える。

しかし、自分ターン中に合計コストが20ともなればその時点で戦力としては充分な場合が多い。
また、このカード単体では出したターンにとどめまで持っていけず、単体に役割が集約させるとうまく除去された時のディスアドバンテージが大きいリスクも抱えている点には注意が必要。
特に《帝王坂∞<…………!>》はデッキを問わず採用率が高く、エクストラEXライフを貫通してくるので注意が必要。

《切札連結 バロXGXディアス》をデッキに採用することが自身のデッキの歪みに繋がらないためには

  • (6+7+7=20や、5+5+5+5=20のような)3体や4体やそれ以上のクリーチャーを食いつぶしても盤面が劣化しないリソースがある
  • (10+10=20や、単体で20以上のコストを持つような)2体以下で進化を成立でき進化GVより軽い取り回しを実現できる

のどちらかを満たしてあるのが望ましいだろう。

その辺りを意識しつつ、各種踏み倒しで名目コストを詐称したコマンドおよびドラゴンを最大限活用する必要がある。
採用するデッキの性質を鑑み、どのようなシチュエーションでこれを出せば有効かなどを熟慮することが求められる。

+  進化元のクリーチャーでコストの合計が20以上にする立ち回りの考察

出せさえすれば、エクストラEXライフによる2回分の耐性のある巨大な呪文メタとしても扱える。呪文主体のデッキなら出すだけで勝ちという場合もあったり、タップキルでクリーチャーに圧をかけたほうが強い場合もあるので、そのあたりは臨機応変に使っていくべきだろう。
水・光のドラゴンの呪文封殺の場合、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》というライバルも存在する。

  • このカードの特異な点として、「自分のコマンドまたはドラゴンが出た時」は特にターン指定がないということ。
    上記で問題視していた「出すためにはせっかく用意した盤面を自分から縮小させてしまう」という欠点だが、相手からの猛攻を受けている際、手札に《切札連結 バロXGXディアス》がないなら死んでいたけど手札にこれがあるから耐えられる、という局面なら盤面を1枚に集約するという代償はむしろ安い。
    エクストラEXライフで半自動的に2シールド追加と、cipの1体破壊で防御力は高めで、決まれば流れるようにカウンターできる。
    《ヘブンズ・ゲート》などの展開できるS・トリガーはもちろん、S・トリガー獣やニンジャ・ストライク[1]など、トリガー条件が緩めなおかげもあり相手ターン中の誘発にも困らない。
    最大コストで出しやすさにも余念のないスペックになっている《ストーム・ハイパーXX》とは相性が良い。

ルール

  • 「このクリーチャーを自分の手札から出してもよい」は非公開ゾーンから誘発する能力のため、使用宣言が必要。自分のコマンドまたはドラゴンが出た瞬間、誘発型能力の解決を始めるより前に、自分の手札から公開して、カードが存在していたことを証明しなければならない。
    • また、一度使用宣言をしてしまった場合、強制でその能力を使わなければならない。誘発型能力の結果を見て、進化させないほうが良い状況が訪れたとしても、否応無しに超無限進化で自分の盤面を操作する必要がある。
    • 《五番龍 レイクポーチャー ParZero》のように手札補充ができるコマンドorドラゴンを経由して後から手札に加わった《切札連結 バロXGXディアス》は、使用宣言のタイミングを過ぎているため手札から踏み倒しできない。
  • 他の、使用宣言が必要なコマンドorドラゴンと併用する場合、厳密には《切札連結 バロXGXディアス》の適正な宣言タイミングはズレがある。
    • しかしながら、競技イベント運営ルールでは「デュエル・マスターズのゲームを厳密に表現することの複雑さに鑑み、完了後の結果が適性で明確な局面を現している場合には、技術的には正しくない順番であっても動作を一連として行なうことは許容できる。」と明記されているため、早まって《切札連結 バロXGXディアス》を見せてしまったとしても、ペナルティが与えられる可能性は低い。
      +  厳格にルールを守った場合の挙動についての説明
  • 非クリーチャーのコマンドorドラゴン・エレメントが出たことにも手札からの踏み倒しが反応する。
    これは、そのコマンドorドラゴンが進化元にできるかを観測しない。
    《龍世界 〜龍の降臨する地〜》、《天装 タイショウ・アームズ》といった無関係のエレメントでもトリガーはする。
    自身の指定で進化元に含むことができない進化コマンド、進化ドラゴンが出た場合でも同様にトリガーはする。
    なお、その進化元にはならない出たコマンドorドラゴンを度外視して、既にある盤面だけでコストの合計が20以上を達成できるなら、コスト踏み倒しは成立する。
    • 非クリーチャーでも問題なくトリガーするテキストを有効活用する方法で、《ヴィオラの黒像》はシンカライズを持ち名目コストが高めで、S・トリガーにより相手ターン中の《切札連結 バロXGXディアス》着地の補助にも使えるだろう。また、《ヴィオラの黒像》だけでは合計コストが足りなくても、その効果で墓地から追加のコマンドorドラゴン・クリーチャーを呼び出せば改めて「自分のコマンドまたはドラゴンが出た時」がトリガーし、進化できる可能性もある。

その他

《悪魔神王バルカディアス》と《超覚醒ラスト・ストームXX》を合成した『連結』ディスペクター。

+  合成元との関係
  • 繰り返しになるが、進化元に指定できるのは非進化クリーチャーのみ。侵略などでコストをかさ増しすることはできないので注意。
    • また、手札に2枚以上《切札連結 バロXGXディアス》があったとしても、1枚目の《バロXGXディアス》の真上に2枚目以降の《バロXGXディアス》を乗せるという動きもできない。
      もしできていたらエクストラEXライフが2の倍数でどんどん増やせる挙動ができていた。他にもアドバンスで封印外しカウンターを加速させるなど、もし可能なら利用できたはずの戦術は封じられている。

関連カード

収録セット

参考


[1] 「そのターンの終わりに、この“シノビを”自分の山札の一番下に置く」という効果のため、山札送りになる前に《切札連結 バロXGXディアス》へ進化させておけば、シノビではなく対象不適という挙動で山札送りは不発になる。EXライフを消費しなくても盤面に《切札連結 バロXGXディアス》を残せる。