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青音の精霊龍 リンガール P 光/水文明 (4) |
クリーチャー:エンジェル・ドラゴン/革命軍 3000 |
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。 |
DMD-30で登場した光/水のエンジェル・ドラゴン/革命軍。
攻撃制限のないブロッカーであり、cipで手札からシールド追加できる。
コストパフォーマンスは《超次元ブルーホワイト・ホール》で《アルプスの使徒メリーアン》を呼び出した場合とほぼ同等だが、《メリーアン》と違って相手プレイヤーを攻撃でき、種族にドラゴンまで付いている。
素出しでもそこそこスペックが高い上に、後述する【5色ドギラゴン剣】では様々なカードの効果でコスト踏み倒しされた。
軽い多色ドラゴンなので革命チェンジ元としても期待できるが、「シールド追加しようとすると手札が減ってしまう」点が革命チェンジを多用するビートダウンにおいてはネックとなるだろう。
能力は強制ではなく任意なので、状況を見て上手く使うべき。
革命ファイナル環境から新章デュエル・マスターズ環境にかけて【5色ドギラゴン剣】で活躍。
主に墓地肥やしの下振れで《単騎連射 マグナム》や《音精 ラフルル》にアクセスできなかった場合のサブプランとして機能した。
遅くとも新章デュエル・マスターズには《アルカディア・スパーク》の4枚積みがメジャーになり、cipで仕込むカードもそちらが定番になった。
青音の精霊龍 リンガール R 光/水文明 (4) |
クリーチャー:エンジェル・ドラゴン/革命軍 3000 |
ブロッカー |
バトルゾーンに出た時、自分の手札1枚をシールド化してもよい。 |
能力自体に変更はないが総合的なスペックがデュエプレのゲームバランスと非常に良く噛み合っており、数多くの環境デッキに採用された。
第一にデュエプレでは《単騎連射 マグナム》《音精 ラフルル》といったカウンター封じ手段が軒並み弱体化されており、高コストのS・トリガーを多めに採用しておき《リンガール》で仕込むという戦略に裏目が生じにくい。
第二に環境最大母数のフィニッシャーである《蒼き団長 ドギラゴン剣》とシナジーがある。多色クリーチャーなのでそちらのファイナル革命で踏み倒したり、スピードアタッカーを付与したりできる。
第三に自分の《リンガール》でオールタップや《終末の時計 ザ・クロック》を仕込んだ上で相手より先に攻撃できれば、相手が《リンガール》で仕込んだシールドを安全にブレイクできる。すなわち、《リンガール》入りデッキ同士でメタが回る余地がある。
DMPP-30期だけでも【白青赤黒ドギラゴン剣】【5色ドギラゴン剣】【ヘブンズ・ゲート】【ネロ・グリフィスIII世】【白青デュエランド】【5色コントロール】【マッド・デッド・ウッド】【白青緑ウェディング】に採用され、他にも色の合うデッキ全般に入るポテンシャルがある。
採用され得るデッキの数が多いことは、そのままこのカードの長所がもう1つ増えることを意味する。マナチャージの内容次第では《リンガール》を出した時点で公開ゾーンからデッキタイプを絞り込めない場合があり、その場合仕込んだシールドから何がトリガーするかはギャンブルになる。
「《終末の時計 ザ・クロック》か、最悪でも《ヘブンズ・ゲート》読みで早めにブレイクしたら実は《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》」という逆転負けがないとは言い切れない。
総じて自分がワンショットされるリスクを減らしつつ、相手にだけリスクを押し付けることに長けており、この時期のランクマッチを遊ぶなら対策必須のクリーチャーとなっている。