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龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ SR 光/火文明 (14) |
サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン 12000 |
相手は呪文を唱えることができない。 |
このクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。 |
T・ブレイカー |
解除 |
覚醒前⇒《時空の精圧ドラヴィタ》 |
DM-37で登場したサイキックエンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン。
覚醒前の《時空の精圧ドラヴィタ》は光単色であったが、覚醒したこちらは光/火の多色となり、種族にアーマード・ドラゴンが追加されている。
相手への呪文ロックと、アンタップキラー能力を兼ね備えている。
聖霊王が得意とするような「ロックをかけた上でのタップキルによる制圧」を、アンタップキラーによって単体で行う。呪文とクリーチャーの展開を同時に封じることができるのは心強い。
相手としてはクリーチャーで対処しなければならないが、パワー12000未満のクリーチャーは一方的にバトルで破壊されてしまう。1回までの除去なら解除で耐え、覚醒条件を満たしている間は再びこちらの面に戻ってしまう。
ロック能力特有の、「S・トリガーや革命0トリガーを封じることによる高いフィニッシュ力」も健在。T・ブレイカーの《偽りの王 ナンバーナイン》なのだから、その性能はいわずもがなだろう。順当に覚醒したのなら、場にNEXかフレイム・コマンドが2体以上いるはずなので、覚醒したそのターンに勝負を決めるのも難しくない。
このように単体で極めて高い性能を誇るが、12000というパワーは過信できないので注意。フィニッシャー級のファッティとなると13000以上のものが増えてくるため、先にフィニッシャーを出されてしまうと逆にこちらの頭が抑えられかねない。
タップ状態の時に進化や革命チェンジで大型を繰り出されると一方的に倒されてしまう。スピードアタッカーや、それによる侵略や革命チェンジで強襲される可能性は十分にあり、覚醒に成功したとしても油断は禁物。特に《暴走龍 5000GT》や《百族の長 プチョヘンザ》を出されると味方もろとも一発で解体させられるので要注意。
《偽りの王 ナンバーナイン》と違いパワーが高い上に解除もあるが、マッハファイターにも注意が必要。《ナ・チュラルゴ・デンジャー》など12000以上のものも多く、覚醒要員や覚醒条件を満たしていない本体を潰されながら頭を抑えられると一気に苦しくなる。
そのような場合は覚醒を諦めて別のサイキック・クリーチャーで対処するなどが必要だろう。
覚醒要員としては《時空の精圧ドラヴィタ》参照のこと。
また、《激相撲!ツッパリキシ》や《覚星龍界 剣聖ジゲン》が上記の弱点をカバーしてくれるため相性がいい。
《激相撲!ツッパリキシ》は《超次元ライデン・ホール》で簡単に2体出せるサイキックフレイム・コマンドであり、彼の持つパンプアップ効果は、《無限掌》を内蔵している覚醒前、アンタップキラーの覚醒後どちらにも強いシナジーがある。2体同時に出せば《激相撲!ツッパリキシ》同士で強化しあうため、それなりに崩されにくい。
また、上記の通り《ヴァーミリオン・ドラヴィタ》はパワーが12000とフィニッシャー級にしてはかなり低めであり、そこが露呈すると相手に突破されやすい。アンタップキラーが有効に働かないと持ち前の制圧力が一気に落ちてしまうため、シナジーといより補完という意味で持ってこいの存在である。
低コストのサイキック・クリーチャーであるため、超次元ゾーンに枠があれば彼を採用することで、《ヴァーミリオン・ドラヴィタ》を覚醒を狙えるようになる手軽さが売り。
《覚星龍界 剣聖ジゲン》は覚醒条件を無視してこちらの面に裏返すことができる。
コスト9とかなり重めだが、能力には即効性があるため、1ターン待たなければならい通常の覚醒よりもはるかに現実的である。
そちらは《ドラヴィタ》同様《無限掌》内蔵であるため、《ヴァーミリオン・ドラヴィタ》で失ってしまった展開された盤面への制圧力を補ってくれる。カードパワーが高くグッドスタッフ性もあるため、下手なフレイム・コマンドを2体デッキに突っ込むよりは遥かにデッキ構築がしやすく、また腐りにくい。
《ヴァーミリオン・ドラヴィタ》が呪文ロックで彼を守ることになるため、場持ちも期待できる。パワーも14000と高く、天敵となる《暴走龍 5000GT》や《百族の長 プチョヘンザ》に耐性があるも評価点。
T・ブレイカー級ファッティ2体という圧力の高い盤面、そして《覚星龍界 剣聖ジゲン》が詰め要員として非常に優秀であることから、攻めの立ち回りがしやすい組み合わせである。
総じて覚醒条件が厳しいが故に非常に強力なフィニッシャーである。
覚醒に成功したなら、盤面制圧である程度負け筋をつぶした後、呪文ロックを盾にガンガン攻めて行きたい。