【オカルトリンネ】

《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》《不死の墓守 シヴァンリンネ》のコンボを利用し、相手の手札マナを枯らすことを目的としたコントロールデッキ。
【オカルトアンダケイン】リペアとして開発された。

煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト R 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 9000
コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを3体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい。
このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
W・ブレイカー
不死の墓守 シヴァンリンネ SR 闇文明 (8)
クリーチャー:デーモン・コマンド/不死樹王国 11000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置いてもよい。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、コスト4以下のクリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
<フシギバース>[闇(12)](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[闇(12)]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[闇(1)]より小さくならない)

主要カード

《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》自分のクリーチャー3体を代替コストにして召喚。《シヴァンリンネ》使い回しの核。
《不死の墓守 シヴァンリンネ》フシギバース[闇(12)]。《ラビリピト》を反応させる上、pigで4コスト以下を全て蘇生出来る。
《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》自分の墓地のクリーチャーの数だけコストが減る。フシギバースのタネ。/墓地肥やしとクリーチャーのサルベージが行える。
《大魔王 ウラギリダムス》シンパシー持ちの大型獣。フシギバースのタネにする。
《追憶人形ラビリピト》コスト8以上の召喚、詠唱に反応し全ハンデス
《腐敗勇騎ドルマークス》ランデスとクリーチャー破壊が出来る。元祖のようにループに使うことも。
《BAKUOOON・ミッツァイル》《シヴァンリンネ》破壊要員、大量にGR召喚出来る。
《滅亡の起源 零無》/《零龍》フィニッシャー。各種「儀」による展開のサポート。フシギバースのタネにする。

候補カード

手札交換

手札交換以外の補助枠

《カラフル・ナスオ》クリーチャー版《カラフル・ダンス》
《天災 デドダム》手札、マナ、墓地を同時に増やせる。を使うタイプにするなら4投するべき。
《鬼札アバクと鬼札王国》墓地が一気に6枚も増える上、墓地から召喚が出来る。
《コアクアンのおつかい》単色のドローソース。
《マッスル・ポテト》任意で手札2枚をマナゾーンに置けるS・トリガー獣。《オカルトリンネ》特有のカード。
《暗黒鎧 ダースシスK》バトルゾーンクリーチャー1体、手札山札1枚を代替コストにして召喚

《復活の儀》達成用

《不敵怪人アンダケイン》引けた時のサブプラン。4コスト以下をリアニメイト。
《暗黒鎧 ザロスト》自分のシールドを焼却することで自力でリアニメイト。早期に《復活の儀》を達成させて墓地を肥やす。

その他踏み倒し零龍の儀達成枠

《百万超邪 クロスファイア》《アンダケイン》や《シヴァンリンネ》のとして使い、SAとしても有用
《盗掘人形モールス》G・ゼロ持ちのコスト5。cipで“任意の”サルベージ
《拘束の影メリコミ・タマタマ/グシャット・フィスト》名目コストが大きい。/申し訳程度の受け札
《ジョルジュ・バタイユ》クリーチャー4体破壊で踏み倒し。cipで墓地が2倍になる。要求値が高いので、採用する際小型クリーチャーを多めに入れること。
《龍頭星雲人/零誕祭》名目コストが大きく、ハンデスもできる。/受け札であり、自身のシヴァンリンネを破壊することも
《アクア・ベララー》相手の山札を操作する。今引きで相手が強力なカードを引き当てる事を防ぐ。

概要

構築とプレイ難易度がかなり高い。【オカルトアンダケイン】と同様基本的にフルパワータイプのデッキで、S・トリガーのような防御札は殆ど入れない。

構築とそれぞれの戦い方

あまり定まった構築は存在しない。
特によく使われる型をいくつか紹介する。

コントロール】型

本家【オカルトアンダケイン】寄りの構築。戦い方もよく似ている。
主にで構成され、自然がタッチされることが多い。

ループ特化型

終盤で、《シヴァンリンネ》を踏み台にして墓地から《シヴァンリンネ》をフシギバースして出すと、以下のような手順でループが発生する。

ループ手順

バトルゾーンと墓地に《シヴァンリンネ》が1枚ずつ、その他墓地に《ドゥポイズ》(《学校男、コオニ弁天》でも可)、《ドルマークス》、《鯛焼の超人》が1枚ずつあり、マナゾーンに闇を含む4マナ以上あることで成立する。

  1. 場の《シヴァンリンネ》を踏み台にフシギバースを行い、墓地から《シヴァンリンネ》を出す。この時、cipの4枚落下は任意の為、行わなくてよい。
  2. マナに送った《シヴァンリンネ》のpigで墓地から《ドゥポイズ》《ドルマークス》《鯛焼の超人》を出す。
  3. 《ドルマークス》の効果で今マナに送った《シヴァンリンネ》を墓地に送る。そして《鯛焼の超人》を破壊する。《鯛焼の超人》の効果で使った4マナを起き上がらせる。《ドゥポイズ》の効果で自身と《ドルマークス》を破壊する。
  4. 1の状態に戻っているので、1~3の手順を繰り返す。

ループが成立すると、相手のマナゾーンにあるカードとバトルゾーンにあるクリーチャー全てを墓地へ叩き込める。

また、《黒神龍ザルバ》ともう1体の《ドゥポイズ》を使うことで、ライブラリアウトも狙える。

アウトレイジ

新規テスタロッサやカツキングを使うタイプ。S・トリガーが増え、カツキングで除去が出来るので、持久力が上がった。
【オカルトアンダケイン】【墓地ソース】に寄せたようなデッキタイプ。
主にで構成される。

《熱血武闘 カツキング》《シヴァンリンネ》の踏み台として活用。あまり増えない手札を補助。
《不死帝の黒玉 ジェット》1コストで墓地を1枚肥やすブロッカー
《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》ターン終了時、任意で墓地を肥やせる。墓地が13枚以上なら殴れる。
《裏斬の取引 パルサー》ニンジャ・ストライク5&条件付きブロッカー持ち手札交換。
《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》最大2枚手札交換
《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》召喚以外メタ
《終末の時計 ザ・クロック》確実に1ターン稼ぐS・トリガー。除去が非常に困難なタイミングで出るため《カツキング》の生け贄にピッタリ。
《百万超邪 クロスファイア》フシギバースの兼アタッカー。
《暴走龍 5000GT》パワー5000以下を全体除去&召喚ロック。フシギバースのになる。単体でフィニッシャーとしても運用できる。
《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》手札以外メタ。フシギバースのや呪文面で墓地肥やしとしても。
《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》《ダースシスK》や《カツキング》で《テスタ・ロッサ》を破壊し能動的に踏み倒し。こちらも名目コストが高くフシギバースになる。

回し方

基本的に【墓地ソース】に近い動きをするのが特徴。【コントロール】型の戦い方と大きく違い、即戦力になるクリーチャーが多い為、ライブラリアウトを狙うのでなく、ダイレクトアタックを目標とする。

長所

【オカルトアンダケイン】譲りのロックを決めることで、相手の反撃を完全に封じることが出来る。
例によって勝ちパターンも複数あり、長期戦にも強い。

上記で紹介した以外にも《シヴァンリンネ》や《フォーエバー・オカルト》をタネにして《蝕王の晩餐》を打ち、《水上第九院 シャコガイル》《偽りの王 ヴィルヘルム》等の大型獣を展開する派生も存在し、拡張性も高い。

短所

コンボパーツを多数利用する都合上、始動するのが遅い。
同様にコスト踏み倒しメタにも弱く、墓地に多数のコンボパーツを必要とするため墓地メタへの脆さが増している。

参考