【ジェームズゾルゲ】
《偽りの名 ゾルゲ》の能力により《偽りの名 ジェームズ》の能力を何度も起動し、即死コンボを狙うデッキ。
偽りの名(コードネーム) ゾルゲ SR 水/火/自然文明 (8) |
クリーチャー:アンノウン 8000 |
このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある他のクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、その2体はバトルする。 |
W・ブレイカー |
偽りの名(コードネーム) ジェームズ VR 闇文明 (7) |
クリーチャー:アンノウン 8000 |
このクリーチャーがバトルに勝った時、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 |
W・ブレイカー |
黒神龍ザルバ C 闇文明 (4) |
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 5000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手はカードを1枚引く。 |
このデッキの回し方
コンボデッキであるので、コンボの準備をしつつ相手の攻めを受け、準備が整い次第即死コンボで勝利するのが主な動き。
なお、大型システムクリーチャーを2枚もバトルゾーンに用意する必要があるが、《偽りの名 ジェームズ》が墓地を利用する都合上、墓地肥やしと併用することが一般的である。よって墓地肥やしと併用する場合はリアニメイト戦術を組み込むことでこの問題は解決できる。
ライブラリアウトを主な勝ち筋とするので、攻撃のことは一切考えず、キーカードとそのサポート以外は防御や相手の妨害をするカードを多めにしておきたい。
コンボ方法(一例)
- バトルゾーンに《偽りの名 ゾルゲ》と《偽りの名 ジェームズ》を用意する。
- 《黒神龍ザルバ》をバトルゾーンに出す。
- 《偽りの名 ゾルゲ》の能力によって《偽りの名 ジェームズ》と《黒神龍ザルバ》でバトルを行い、負けた《黒神龍ザルバ》は墓地に送られる。
- 《偽りの名 ジェームズ》がバトルに勝ったので、能力により墓地から《黒神龍ザルバ》をバトルゾーンに出す。
- 相手がライブラリアウトするまで3〜4を繰り返す。
上記はあくまで一例であり、コンボを起動する方法は他にも様々なパターンがある。
例えば《偽りの名 ゾルゲ》と《黒神龍ザルバ》を出した後に《偽りの名 ジェームズ》を出してもいいし、あらかじめ《黒神龍ザルバ》を墓地に送っておいて《偽りの名 ジェームズ》と適当な相手クリーチャーをバトルさせることもできる。
要は《黒神龍ザルバ》が墓地とバトルゾーンを往復すればいい。
《黒神龍ザルバ》をあらかじめ墓地に送っておくパターンが比較的安定するが、必ずしもそれにこだわる必要はなく、状況に合わせてもっとも決めやすいパターンを狙えばいい。
《黒神龍ザルバ》が墓地にいなくても《ダンディ・ナスオ》等の墓地肥やしが行えるクリーチャーで墓地に送り込むことが出来れば、そのクリーチャーを《偽りの名 ゾルゲ》で《偽りの名 ジェームズ》と効果バトルさせ、《偽りの名 ジェームズ》によって《黒神龍ザルバ》を呼び出しそのままコンボに入ることもできる。
一応、《天真妖精オチャッピィ》等の墓地からのマナブースト、《ダンディ・ナスオ》等の山札を減らせるカード、《困惑の影トラブル・アルケミスト》等のマナ回収、《マッスル・ポテト》等の手札からのマナブーストクリーチャーを回せば、すべてのカードをプレイ可能となるため極端な話あらゆるコンボが実現可能である。
ただし《黒神龍ザルバ》を回してのライブラリアウトが最も簡単かつ確実な勝利パターンであるため、あくまで参考までに。
なお、途中でループを止めても、《偽りの名 ジェームズ》にバトルで負けるクリーチャーを出せば再びループが開始できる。特に《陰陽の舞》は墓地肥やしが可能でありながらマナ爆誕0によってマナコストを払わずにループが再開できる。
- 余談だが、このコンボは公式サイトでも紹介され「エグイ」との評を受けている。
主要カード
候補カード
長所
即死コンボを用いるコンボデッキの例に漏れず、ひとたびコンボが決まれば確実に勝つことができる。また、攻撃を伴わないので相手からの妨害にも比較的強い。
強制ドローによって山札切れを狙うタイプであるため、ライブラリアウトの強烈なメタカードである《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》に妨害されない。
もっとも、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》がバトルゾーンにいる場合はコスト踏み倒しを妨害されてしまうため、コスト踏み倒しを駆使する際は一気にキーカードを揃える必要がある。ただしコンボ中の無限ループに関しては非ターン・プレイヤーの効果の解決よりターン・プレイヤーの効果の解決が優先されるルールにより、無視してライブラリアウトを狙うことができる。
大型システムクリーチャーを2体もバトルゾーンに揃える必要があるが、自分かバトルゾーンに相手の《偽りの名 ジェームズ》とのバトルで負けるクリーチャーを用意しつつ2体を揃えればすぐさまコンボが開始できるので、踏み倒しなどを利用すれば割と簡単にコンボを開始することができる。場合によっては相手ターン中にS・トリガーからの踏み倒しでコンボを始動できることもある。
短所
大型システムクリーチャーをバトルゾーンに用意することが前提となるコンボデッキなので、除去に対しては弱い。そのため、システムクリーチャーをバトルゾーンに揃えたらできる限り素早くコンボを開始したい。
また、こちらは《偽りの名 ジェームズ》が重い上キーカードに4色必要な分、同様のコンボを行えた【紅蓮ゾルゲ】と比べると一歩劣る。
参考