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炎渦双奏 タイダル&バーン R 水/火文明 (5) |
クリーチャー:マジック・コマンド・ドラゴン/アーマード・ドラゴン 6000 |
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) |
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない) |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
プレイヤーが呪文を唱えた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
▶カードを1枚引く。 |
▶相手のシールドを1つブレイクする。 |
DM23-RP1で登場した水/火のマジック・コマンド・ドラゴン/アーマード・ドラゴン。
スピードアタッカー、ジャストダイバー、W・ブレイカーという3つのキーワード能力を持ち、さらにいずれかのプレイヤーが呪文を唱えた時にドローまたはシールドブレイクできる。
まず能力度外視で見てみても、各種革命チェンジや侵略に対応するコマンド・ドラゴンであり、メジャーなもので対応していないのは《百族の長 プチョヘンザ》程度。加えて《百鬼の邪王門》、《ボルシャック・ドギラゴン》、マジック・メクレイド、アーマード・メクレイド、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命など多数のサポートを受けられる優秀な性能をしている。
リーサルを用意できない状況では、基本的にドローのモードを選択するのが良いだろう。自分の呪文を唱えた時だけでなく、相手が呪文を唱えた時にもドローができるので、置きドローと変則的な呪文メタを兼ねたカードになる。
ブレイクのモードの方は、呪文がスピードアタッカーになって相手プレイヤーを攻撃しているようなイメージである。例えば《エナジー・ライト》の場合、「2ドローを内蔵したブロックされないスピードアタッカー」と見なせる。もちろんコスト論的にはオーバースペックもいい所であり、性質上、小型の呪文を連打する戦術と相性が良い。
また、実際に場にクリーチャーが出ている訳では無いので、いかなる確定除去やコスト踏み倒しメタも効果がない。そして自身はジャストダイバーなので選ばれないという徹底ぶりである。例えば《デーモン・ハンド》ではジャストダイバーが発動しているこのクリーチャーを選べない上、呪文なので追加で1枚シールドブレイクされてしまう。オールタップや全体除去は受けてしまうが、高確率で最後に1枚シールドを割ってから退場できる。
総じて、「呪文S・トリガーに非常に強く、自身も2打点になるスピードアタッカー」という評価であり、色とコストの問題さえ解決すればあらゆるビートダウンに採用を検討できる性能と言える。
最速で勝負を決めに行くなら、アタック・チャンスや《轟怒プレスユー》などを使うと良いだろう。
《超奇天烈 ギャブル》、《Drache der'Zen》など攻撃時に呪文を踏み倒せるカードとも相性が良い。
Q.《バジュラズ・ソウル》をクロスした《炎渦双奏 タイダル&バーン》の「プレイヤーが呪文を唱えた時」の能力で「相手のシールドを1つブレイクする」を選んだ場合、相手のシールドを2つブレイクしますか?
A.はい、相手のシールドを2つブレイクします。
この能力は《炎渦双奏 タイダル&バーン》自身がシールドをブレイクするため、《バジュラズ・ソウル》の能力が適用されます。
引用元(2023.6.23)