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超九極 モモタルス SR 光文明 (9) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15500 |
進化−自分の光のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略−光のコスト9のコマンド |
T・ブレイカー |
このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目を見る。それが進化ではない光のコスト9のクリーチャーなら、バトルゾーンに出してもよい。 |
DMD-28で登場した進化エンジェル・コマンド/侵略者。
攻撃終了時に山札の一番上を見て、それが非進化のコスト9の光のクリーチャーならバトルゾーンに出せるという、九極版バルガとも言うべき能力を持つ。
光のコスト9にもなれば強力なクリーチャーが多く、九極シリーズを除いたコマンドならば《偽りの王 ナンバーナイン》や《奇跡の精霊ミルザム》、《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》、《獅子頂龍 ライオネル》。
コマンド以外なら《閃光の守護者ホーリー》や《閃光の神官 ヴェルベット》。
多色ならば《大河聖霊エル・ドラード》や《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》など。
進化クリーチャーは出せないが、中々強力かつ便利なクリーチャーが揃っている。
確実に大型を踏み倒したい場合は最大81コスト分踏み倒せる《極まる侵略 G.O.D.》がいるので非進化のコスト9の光コマンドから踏み倒せる点を活かしたい。《G.O.D.》のデッキに入れて侵略元兼第2の切り札として使ってもよいだろう。ただ《モモタルス》から《G.O.D.》は踏み倒せないので注意。
後に《G.O.D.》のNEOクリーチャー版である《God of Dream/Grenade of D-moll》が登場。こちらは侵略を持たないものの、《モモタルス》で踏み倒せる利点があるので併用させる価値は高いだろう。
《ヘブンズ・ゲート》で出せるコスト9ならば大抵なんでも相性が良いので、とりあえず優秀なクリーチャーを詰め込むのもいいだろう。
《ヘブンズ・ゲート》で光のコスト9のコマンドと一緒に《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》を出すと、即侵略できる。
《超九極 チュートピア》とコスト、進化、侵略条件は同じなため出す難易度も同じ。
だが《超九極 モモタルス》と共に新たな九極のお供が出現したため、前よりも若干出しやすくなった。
特にS・バックで出せる《二極 シヴァイーヌ》、マナ武装で実質4マナで召喚できる《四極 キジトロン》は九極デッキに欠かせないだろう。
弱点はコスト踏み倒しメタ。《超九極 モモタルス》以外にも《ヘブンズ・ゲート》、《二極 シヴァイーヌ》などコスト踏み倒しを多用するデッキとなるのは間違いないため、使われて一番厄介な相手だろう。
また、S・トリガーなどで攻撃終了前に《超九極 モモタルス》がバトルゾーンを離れたら能力がトリガーしないため、その点も気をつけておきたい。アタックトリガーでない点が惜しいところだが、そうすると侵略したターンに能力が使えなくなる為仕方の無い処置であろう。
癖の強いカードだが、コスト踏み倒し能力に《聖霊王アルファディオス》に伍するパワーもあるので、一度展開出来てしまえば後は押し勝てるだろう。
超九極 モモタルス VR 光文明 (9) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15500 |
進化:光のクリーチャー |
侵略:光のコスト9のコマンド |
T・ブレイカー |
バトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。それが光のコスト9のクリーチャーならバトルゾーンに出してもよい。そうしない場合、手札に加える。 |
コスト踏み倒しの誘発タイミングが変更され、cipとアタックトリガーで誘発するようになった。また、進化も出せるようになり、出さなかったカードを手札に加えるようになった。
コスト踏み倒しは一見《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》と同じ方式だが、こちらには出すことが任意という大きな違いがある。そのため目当てのクリーチャーではない場合やバトルゾーンの枚数制限に達しそうな場合は、光のコスト9でもあえて出さずに手札に加えて《超九極 チュートピア》のディスカードに回すことができる。
変更点の内特に大きいのは、1回目の踏み倒しを失敗した場合に2回目以降も何も出せなくなる事故がなくなったことと、進化クリーチャーを出せることで《モモタルス》自身や《極まる侵略 G.O.D.》が踏み倒し対象に収まるようになったことである。
運頼みなので再現性はないが、【速攻】相手にS・バックで出した《二極 シヴァイーヌ》の殴り返し時に侵略して《G.O.D.》が捲れたら即死というのはDMPP-26現在このカードのみが持つ強みとなっている。
また、cipで進化元を増やせることに注目して、《G.O.D.》2枚を使ったチェイン・コンボに組み込むこともできる。《G.O.D.》のcipで《G.O.D.》を出して、2体目の《G.O.D.》のcipが解決される前にこのカードや《五極 ギャツビー》で進化元をかき集め、大量の進化クリーチャーでリーサルを目指すのがよくある流れ。
ただし、デュエプレでは誘発型能力は一律出た順に解決されるため、アンタップ状態の《G.O.D.》の上に《モモタルス》を乗せてアタックトリガーの使用まで狙うことはできない。
運悪く手札補充のみで終わった場合もテキストの文面以上の強さはある。【九極侵略】は大まかに分けて「コスト9のクリーチャー」と「手札補充呪文」で構成されているため、これで《巨大設計図》あたりを回収すれば次のターン以降《超九極 チュートピア》の除去耐性やさらなる大量展開に活かせる。この運用をする場合、真の意味でのハズレは低コスト進化元枠だけ。
しかも、見たカードは相手に公開されないので相手としては《チュートピア》のディスカードがあと何回使えるのか読み違うリスクが常にある。
TCGからの弱体化点は、このクリーチャーの攻撃でオールタップS・トリガーを踏んだ際に山札の上のブロッカーをアンタップ状態で出すことができなくなった点と、強制で山札の残り枚数を減らしてしまう点の主に2つ。
しかし、前者はTCGの頃から役立つ状況が限定的で、後者も山札が2枚以下まで減る頃には《モモタルス》以外の進化クリーチャーが手札かマナに来ているはずなので大きな問題とは言えない。
総じてTCGから使い勝手が劇的に改善され、【九極侵略】で進化クリーチャーを増量するならまず検討すべき1枚になっている。実際の運用上《超九極 チュートピア》はゲーム終盤に1枚だけ絡めば問題ないため、人によっては《チュートピア》を2枚程度にしてこれを4枚積みすることも。
ベリーレアなので気軽に生成しやすいのも利点。