超九極(ちょうきゅうきょく) チュートピア》

超九極 チュートピア SR 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15000
進化−自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
侵略−光のコスト9のコマンド
T・ブレイカー
誰も、手札からしかクリーチャーをバトルゾーンに出せない。
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに光のコスト9の手札を1枚捨ててもよい。

DMR-18で登場した進化エンジェル・コマンド/侵略者

の「コスト9の」コマンドからという限定的な侵略で出すことができる。誰も手札からしかクリーチャー出せないようにする能力を持ち、さらに自軍すべてにコスト9手札を身代わりにできる除去耐性を擬似付与する。

専ら単体で用いるより、【九極侵略】において《極まる侵略 G.O.D.》から出るロック兼除去耐性付与要員として使われる。一応光のコスト9のコマンドであれば進化でなくとも侵略ができるため、早期に出せる《四極 キジトロン》《二極 シヴァイーヌ》から直接侵略する動きも可能。《極まる侵略 G.O.D.》が引けない時に、先んじて《超七極 Gio》に侵略させ相手を妨害する動きも可能な事は覚えておきたい。

登場当初は、場に出せれば墓地マナ山札超次元ゾーンシールドからの展開を封じられ、【黒単ヘルボロフ】【イメンループ】【白青黒超次元】革命編環境でのメジャーなデッキの多くに通用するロックとして優秀であった。現在は同じメタ効果を持つ《検問の守り 輝羅》がいるため、純粋なメタクリーチャーとして採用することは難しい。
とは言え《極まる侵略 G.O.D.》から総攻撃を仕掛ける際にS・トリガーによる手札以外からの展開を封じられる点は優秀。より強烈なロックを仕掛ける《Duplicates of G.O.D.》も存在するが、万が一攻撃を凌がれた場合もロックをかけ続けられる点や、究極進化ではないためアタッカーを減らさず展開できる点で差別化が可能。
しかし、この効果は《極まる侵略 G.O.D.》《God of Dream/Grenade of D-moll》の手札以外からの展開を阻害するデメリットも有る。上に進化させたり展開の順番を工夫する事でカバー出来るが、扱いを間違えると負けに繋がりかねないため注意して運用したい。

全体への除去耐性付与は自分を含め全てのクリーチャーが対象。攻撃の際に後続を守ったり、自身への除去を耐える事でロックをかけ続けられるなど優秀な効果。こちらの効果を使いたい場合は、《極まる侵略 G.O.D.》により手札を使い切らないように注意。過剰打点が十分に形成できる場合は展開を抑えるなどして、なるべく効果を使えるように備えたい。手札補充には白単なら《エンジェル・フェザー》《ジャスティス・プラン》多色デッキなら《コアクアンのおつかい》《巨大設計図》等を使うと良い。

ルール

環境において

登場から【白単天門】で使われることがあったが、《天命讃華 ネバーラスト》で詰めればよかったためこのクリーチャーまで動員する必要がなかった。DMD-32《聖霊王アルファリオン》が登場してからはさらに重要度が薄れた。

次弾で成立した【九極侵略】では成立以来重宝され、新章デュエル・マスターズ期に一時期再評価された他、DMEX-17発売後の王来篇期にも好成績を収めた。

アビス・レボリューションではコスト9の光のクリーチャーの種類が飛躍的に増えたこと、《巨大設計図》の他に《ギャラクシー・チャージャー》でも回収可能なこと、侵略から手札以外メタを出せることの詰め性能が光る(例えば受け運用の《ブレイン・スラッシュ》《蒼龍の大地》などを無効化できる)という変化を受け、偶に【白緑巨大天門】の入賞レシピに顔を出すようになった。
《闘門の精霊ウェルキウス》強制ドローを進化で打ち消すテクニックもある。
《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》との相性は最高の一言。スピードアタッカーマッハファイターアンタップキラーなどを付与する超次元エレメントはいくらでも存在しているため、即時侵略元にすることは造作もない。また、疑似ウルトラシールド・プラスで増えたシールド手札補充に繋げられれば、耐性発揮のためのコストも用意しやすくなる。

その他

  • 名前はネズミの鳴き声「チュー」+「ユートピア」だろう。前弾に登場した《九極 デュエンジェル》とは異なり、かなりスタイリッシュな既存の光文明進化クリーチャーに近い姿をしている。
  • 進化前は《一極 マウチュ》。《マウチュ》の特徴が所々見られるデザインとなっている。
  • それを意識しているのか、アニメではシリーズや侵略 の有無問わず、《マウチュ》を進化元に登場している。

デュエル・マスターズ プレイスでは

超九極 チュートピア SR 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15000
進化:光のクリーチャー
侵略:光のコスト9のコマンド
T・ブレイカー
相手は、手札以外からクリーチャーをバトルゾーンに出せない。
自分の、パワーが0より大きい光のコスト9のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに光のコスト9の手札をランダムに1枚捨てる。そのクリーチャーはそのターン、パワーが0より大きければ、バトルゾーンを離れない。

DMPP-25で実装。

複数の調整が加わっている。

  1. 「お互いに手札以外メタ」→「相手のみに手札以外メタ」
  2. 「離れる時」の置換効果の条件が「自分のクリーチャー」→「自分の光のコスト9のクリーチャー(パワーが0より大きいこと)」
  3. 置換効果の置き換え先が「任意で光のコスト9を1枚選んでディスカード」→「強制で光のコスト9を1枚ランダムにディスカード
  4. 耐性が発動した場合、そのターン中、パワー低下以外では離れない継続的効果

ロックが相手のみに変更されたため《超九極 モモタルス》《極まる侵略 G.O.D.》と組み合わせやすくなった。

相手のカードに対して発揮したこの除去耐性は、「相手のカードの能力または効果によって(離れるかわりに)1枚捨てる」という扱いになるため、《墓守の鐘ベルリン》が誘発して無限耐久ができる。(2024/04/04メンテナンス後に発表)

  • 《母なる大地》《父なる大地》《リアルとデスの大逆転》などは、選んだカードの持ち主にコスト踏み倒しを強要するカードである。したがって、自分の《超九極 チュートピア》があり、自分が上記カードを唱えて相手のクリーチャーを選んだ場合、自分の《チュートピア》の能力により、相手のクリーチャーはコスト踏み倒しされない。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-25
    我らの「G.O.D.」のために、貴様らを誅伐しよう!――超九極 チュートピア
  • プライズ
    MEMちょの登場だぁ!――MEMちょ

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考