【九極侵略】 (デュエプレ)

コスト9デザイナーズコンボデッキ。

DMPP-25期はコスト軽減や踏み倒しを駆使してコスト9の光コマンドを出していき、自軍クリーチャーへの耐性付与と手札以外からの着地メタを持つ《超九極 チュートピア》を出してフィニッシュする。
New Divisionで数少ない【神聖牙 UK パンク】に有利を取れるデッキとして少なからず使われた。All Divisionでは流行の《幻想妖精カチュア》に刺さった。

そもそもS・トリガー《ヘブンズ・ゲート》である程度《神豚 ブータンPOP》《超合金 ロビー》を咎められる上、P'Sドロン・ゴーV/P'Sドロン・ゴーには《超九極 チュートピア》ロック《トンギヌスの槍》には《九極 デュエンジェル》ロックができる。

手札利用のためメタが効かない侵略、主に《轟く侵略 レッドゾーン》には《ヘブンズ・ゲート》《二極 シヴァイーヌ》《一極 マウチュ》で抗うことができる。
ただしそれを見越して白赤での《制御の翼 オリオティス》黒赤での《ウソと盗みのエンターテイナー》でシールドからのカウンターにメタを張られていることもあり、一概に有利というわけではない。

DMPP-26期は《極まる侵略 G.O.D.》ワンショットに届くアタッカーや、耐えられた際にカウンターを防ぐブロッカーを大量展開するものへと変化した。

超九極 チュートピア SR 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15000
進化:光のクリーチャー
侵略:光のコスト9のコマンド
T・ブレイカー
相手は、手札以外からクリーチャーをバトルゾーンに出せない。
自分の、パワーが0より大きい光のコスト9のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに光のコスト9の手札をランダムに1枚捨てる。そのクリーチャーはそのターン、パワーが0より大きければ、バトルゾーンを離れない。
極まる侵略 G.O.D. LEG 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15500
進化:光のコスト9のクリーチャー
侵略:光のコスト9の進化クリーチャー
T・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分の手札またはマナゾーンから、光のコスト9の進化でないクリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出す。その後、自分の手札またはマナゾーンから、光のコスト9の進化クリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出す。

主要カード

《極まる侵略 G.O.D.》DMPP-26以降の核。光のコスト9を盤面制限まで踏み倒しが可能
《超七極 Gio》コスト軽減でに早期に出せる《G.O.D.》の侵略元
《超九極 チュートピア》DMPP-25以前はこのカードのメタ性能がデッキの意義だった
手札以外メタが刺さりにくくても除去されにくいアタッカーとして使う

候補カード

光のコスト9のクリーチャー

《一極 マウチュ》《シヴァイーヌ》より手札消費は少ないが『ただし、その「S・トリガー」は使えない』系で能動的に使えない
《二極 シヴァイーヌ》《マウチュ》よりは能動的に使いやすい
《四極 キジトロン》《Gio》を引けなかった時のサブプラン用の最軽量光コスト9獣
《五極 ギャツビー》cip手札シールドを増やす
《六極 サルーエル》入手しやすい《ヴァルハラ・パラディン》枠
《七極 Di》パワー15000の大型ブロッカーシールド・セイバー
《九極 デュエンジェル》刺さりは限定的だがNew Divisionで唯一の呪文ロック
《超九極 モモタルス》《超音速 ターボ3》以上に誘発しやすく能力変更されているため、間に挟んでも良い
《閃光の守護者ホーリー》《ホーリー・スパーク》内蔵のS・トリガー獣
《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》コスト9の《ヘブンズ・ゲート》の種
+  DMPX-01期のNew Divisionでは使用不可

それ以外

《究極・チャージャー》初動
《宝珠の精霊龍 ロゼッタ》S・バックの《シヴァイーヌ》はコンボ可
《音感の精霊龍 エメラルーダ》上に加えてS・トリガーの《マウチュ》もコンボ可
《聖霊王アルファリオン》上のような立ち回りなどで5体以上エンジェル・コマンドを並べたらG・ゼロ
《ヘブンズ・ゲート》カウンター
《プロテクション・サークル》仕込み
《ジャスティス・プラン》手札補充
《エンジェル・フェザー》手札補充
《巨大設計図》手札補充
《究極設計図》手札の質を高めるが手札は増えない
《霊騎幻獣ウルコス》初動
《豊潤フォージュン》初動
《極太陽 シャイニング・キンジ》緑のマナ基盤《ガントラ・マキシバス》的な加速に
《時の玉 ミラク》破壊限定での耐性とはいえ、進化元として維持しやすいコスト2の光の軽量クリーチャーというメリットは非常に大きい
《制御の翼 オリオティス》暇つぶしのメタクリーチャー
《護英雄 シール・ド・レイユ》《ヘブンズ・ゲート》の弾にて最強クラスの除去
《究極ゲート》シールド化+コスト踏み倒しの光のコスト9のS・トリガー呪文
《アクア・スーパーエメラル》S・バックの《シヴァイーヌ》はコンボ可
《アクア闘士 サンダーボルト》DMPP-25New Divisionで使用可能な水のマッドネス
《キリモミ・ヤマアラシ》色が難点だが、《キジトロン》で高速侵略が可能になるロマンがある
《爆流剣術 神速の技》
《居合のアラゴナイト》多色の層が薄いNew Divisionで貴重な、マナ武装向き白赤マナ基盤カード
《龍覇 グレンリベット》余っている超次元ゾーンを活用できる火のカード
《聖鐘の翼 ティグヌス》について
自分がこのクリーチャーを出していて、《超九極 チュートピア》置換効果で捨てようとする行為にも反応することになっており、「相手のカードの能力または効果によって自分のパワーが0より大きい光のコスト9のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに光のコスト9の手札をランダムに1枚捨てようとするが、相手のカードの能力または効果によって捨てることになってしまうため、置き換えできない。結果として自分のパワーが0より大きい光のコスト9のクリーチャーがそのままバトルゾーンから離れる。」ことになる。

All Division限定コンボ

《時空の不滅ギャラクシー》/《撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー》覚醒したら召喚酔いが消えた光のコスト9コマンドになる
《百発人形マグナム》各プレイヤーにターン1発動なので超次元呪文で出た《不滅ギャラクシー》のみに能力が誘発し、同じターンの侵略には誘発しない
《墓守の鐘ベルリン》相手のカードの能力または効果に反応した《超九極 チュートピア》ディスカードが相手起因のハンデス認定にできる

このデッキの回し方

序盤は進化元となる小型クリーチャーを出しながら手札マナゾーンにカードを溜め込む。
《超七極 Gio》を出せるようになれば即召喚し《極まる侵略 G.O.D.》侵略
《超九極 チュートピア》《九極 デュエンジェル》ロックをかけつつ、進化クリーチャーを《G.O.D.》含め3体以上並べてワンショットを狙う。

《超七極 Gio》《極まる侵略 G.O.D.》を引くことができなかった場合は《四極 キジトロン》の様な出しやすいコスト9コマンドから《超九極 モモタルス》《超九極 チュートピア》侵略させて圧をかけていく。
《モモタルス》のタイタントリガーで《G.O.D.》を出すことに成功すればそのまま上記の通りに展開する。

長所

やはり《極まる侵略 G.O.D.》の豪快なコスト踏み倒し能力によるロックワンショットが最大の魅力。
早期に着地できればそこからひっくり返すことは難しいだろう。

《超七極 Gio》さえあれば手札マナがほぼ同義になるため、半端にシールドを割ってくる相手に対してはめっぽう強い。

短所

コンボデッキの特性上キーカードハンデスで落とされるとかなり厳しい。
たとえキーカードを残せても《超七極 Gio》コスト軽減のためのカードを複数ハンデスされれば事実上ランデスを受けたようなものである。

コスト踏み倒しメタにも弱い。特にコスト軽減すらメタってくる《制御の翼 オリオティス》は天敵。
《オリオティス》を抜きにしても《九極 デュエンジェル》呪文ロックが通らずタップによって《超九極 チュートピア》による除去耐性を無視してクリーチャーを無力化し、《ヘブンズ・ゲート》《ドラゴンズ・サイン》によって《チュートピア》でロックできない手札からクリーチャーを踏み倒してくるなど、のカード全般との相性はかなり悪い。

ただし、コスト踏み倒しメタの中でもバトルゾーンに出すことはできるタイプならやりようはある。
1度《超九極 チュートピア》によって守られたクリーチャーはそのターン中離れなくなるので、その上に進化クリーチャーを重ねる分には手札を消費しないためである。

その他

「#デュエプレデッキビルド杯」では《時空の不滅ギャラクシー》《母なる星域》を組み合わせた『九蓮宝燈』が入賞している。

参考