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魔帝連結 ガイゼキアール VR 光/闇/火文明 (6) |
クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/レッド・コマンド・ドラゴン 9000 |
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
カードが自分のシールドゾーンから墓地に置かれた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
▶カードを1枚引く。 |
▶相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。 |
▶相手のクリーチャーを1体選び、タップする。 |
DMRP-17で登場した光/闇/火のディスペクター/デーモン・コマンド/レッド・コマンド・ドラゴン。
共通効果のEXライフと、スピードアタッカー、W・ブレイカーに加え、自分のシールドが焼却された時に3つのモードから1つを選んで誘発する効果を持つ。
『連結』ディスペクターらしくEXライフシールドが離れた時の能力を持つが、誘発の対象がEXライフシールドからシールドゾーン全体に拡大された代わりに、墓地送りでなければ発動できなくなった。
単純なシールドブレイクでは効果が起動しないので、効果の発動には手間がかかる。
起動する効果はドロー、ハンデス、タップの中からいずれか1つ。それぞれコスト査定的には1~2コスト相当であり、強力とは言えないが選択肢が多いため完全に腐ることは少ない。
EXライフのシールドを身代わりにして能力を誘発させるデザインと思われるが、相手の除去を待つ必要があるため自力で起動させる手段も用意しておきたい。
墓地送りでなければ効果が誘発しないため、組み合わせるカードはかなり限られる。例えば、シールド操作に長けた鬼札王国や月光王国のカードでも、その多くが行うのはシールド回収であり、色こそ合っているが相性は悪い。
能力を活かすなら、闇のエンジェル・コマンドや《デュアルショック・ドラゴン》等は組み合わせ先として相性が良い。特に《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》と組めば、自身は全体除去を掻い潜りつつシールドの枚数分ハンデスできる。
その他能動的に誘発出来るカードはタグ:自己シールド焼却を参照。
特に相性の良いものの例としては以下のような物がある。
《黙示録、それはラグナロク》 | シールド追加しつつ能力を複数回使えるが、EXライフは失われる |
《ガンナー=パトローラー》 | こちらも能力を複数回使えるが、EXライフは失われる。 シールドは増えないが、その分コストが軽い |
《マリッジ・ブルー》 | こちらはEXライフを温存しつつ2回能力を使える。 S・トリガーも持つが、タイムラグがありシールドは増えない |
《覇王ノワールモナーク》 | cipで好きな数自己シールド焼却して同じ数だけ墓地回収。 こちらもEXライフを残せる上、味方を犠牲に敗北回避できる |
《魔王と天使のサイン》 | リアニメイトに加え、能力を誘発しつつブロッカー化できる |
《超次元の手ホワイト・ブラックホール》 | シールドを減らさずに能力を誘発でき、サイキックも出せる。 覚醒をサポートできる《時空の霊魔シュヴァル》がオススメ |
《闇の破王 デス・キング》 | 1体スーサイドしてリアニメイト後、1枚自己シールド焼却。 EXライフを消費して出すことで盤面を減らさずに2回発動できる。 上記の《時空の霊魔シュヴァル》を覚醒させるのにも役立つ |
《CRYMAX ジャオウガ》 | 敵味方のシールドが3枚ずつになるようにシールド焼却。 マナカーブが繋がる。アタックトリガーと合わせて大量ハンデスも良し、タップとEXライフの耐性で強引にダイレクトアタックするも良し |
《暗黒鎧 ザロスト》 | ターンのはじめに、自身をリアニメイトしつつ能力を誘発 |
《爆衆 ボルカ-1》 | ササゲールでコスト軽減し、pigで能力を誘発できる |
最後の能力を無視して運用する場合、このカードの独自性は対応アタック・チャンス呪文の多さにある。
対応するのは以下の通り。
特に注目すべきは《ロストパラダイスワルツ》であり、このカードを最速で唱えられるのは唯一無二の特徴。スピードアタッカーを持っているので即座に攻撃できるのも相性が良く、EXライフを即座に剥がし能動的に革命チェンジ元になることができる。
最後の能力は前述のように相当手間をかけないと誘発できないため、《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》を最速で撃てるという特徴がこのカードを扱う上での焦点となる。
いっそのこと「着地しやすい耐性付きの準バニラ」というような感覚で《蒼き守護神 ドギラゴン閃》のファイナル革命先に使うのも良いかもしれない。ただし、メジャーな型の【ドギラゴン閃】においては色が合わないのが難点。
3色ディスペクターではコストが軽めでスピードアタッカーを有するのもポイント。
超獣王来列伝で予告されていたディスペクター。
「勝利王」《ガイアール・カイザー》と“時を操る悪魔”「魔刻王」《魔刻の斬将オルゼキア》を合成した『連結』ディスペクター。
合成元との関係 |
単身で火文明を襲撃。《“罰怒”ブランド》がアチーチ・タウン郊外に建設された地下格闘技場で修行していたところを急襲し、《ブランド》以外のファイター達を格闘技場ごとぶっ飛ばして残った彼と交戦する。
《ブランド》の拳に一度は貫かれるもすぐさま再生し素早さで翻弄したが、不死鳥の力を手にいれて帰ってきたダイナボルトが《ブランド》と共闘を開始。
ダイナボルトとエターナル・フェニックスという、シンクロした二つの炎によって加速した《“罰怒”ブランド》の体当たりが直撃し、撃破された。
「勝利王」の魂は無事「超獣王来列伝」へと還り、後に《ブランド》へと受け継がれることとなる。