《
|
冥土人形ウォカンナ・ピエール R 水文明 (3) |
クリーチャー:デスパペット 2000 |
S・トリガー |
ブロッカー |
このクリーチャーが出た時、相手は自身の山札の上から1枚目を墓地に置く。そのカード以下のコストを持つ相手のエレメントを1つ選び、持ち主の手札に戻す。 |
cipで相手のデッキトップを墓地に置き、そのコスト以下のエレメントをバウンスするS・トリガーブロッカー。
特にクリーチャーの名目コストが絶対値またはデッキに対する相対値で下限のものを多く出す相手に信頼性の高い2面止めができる。
前者は例えば【我我我ブランド】。めくりで出るコスト値は低いものばかりが出るが、何が出てもコスト1やコスト2をバウンスできる可能性が高い。
後者は【6軸ガチロボ】のイメージ。何をめくっても盤面にいるコスト6ジャストがめくれるため、任意対象のバウンスの成功率は前者以上。とはいえ簡単に2桁近いクリーチャーの展開が可能なデッキタイプである都合上、ここでは2面止め程度では受けとして力不足というのはある。
手打ちも十分可能なコストで、ブロッカーで受けを固めながらメタカードなどの除去を狙える。ほとんどのケースでメタカード=そのデッキで一番コストが軽いカード、の方程式が成り立つため、手札に抱えておいてコスト踏み倒しの直前に出すと役立つだろう。
3マナ2000の攻撃可能なS・トリガーブロッカーはひと昔前なら能力がこれだけでも全くおかしくないスペックで、そこに山札操作メタとバウンスが付いている高コストパフォーマンスなカードとみなせる。
そもそも【デスパペット】で汎用性の高いS・トリガーというとこれか《機怪人形ガチャック2》の二択になるところはあり、《メアリー・ジェニーのお茶会》でリアニメイトできる点を評価してこちらを愛用しているプレイヤーは多い。
強いて弱点を挙げるなら、デッキに《ウォカンナ・ピエール》が入っていることがバレていると攻撃順を工夫することで比較的簡単に対策されてしまう点。軽いクリーチャーから攻撃することを心がけられるだけで防御札としての価値は半減してしまう。しかし知識やプレイングで被害を低減できるというのはこれ以外にも多数のカードに該当する。対策された場合でもブロッカーで最低1打点は止まり、チャンプブロックした上でシールドから《メアリー・ジェニーのお茶会》を踏めばもう一度cipを使えると考えると、やはり新時代の【デスパペット】に相応しい実力はある。
やり方 |
基本的にはループパーツとしての運用がメインで、主に【アーテルマトリクスループ】、【ライベルモットループ】、【黒単アビスロイヤル】で活躍。
ループ以外では種族を活かして【青黒デスパペット】に使われた。