【白単ドラグハート】 (デュエプレ)

超次元ゾーンに入れた、主に《不滅槍 パーフェクト》/《天命王 エバーラスト》《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》/《天命讃華 ネバーラスト》《真聖教会 エンドレス・ヘブン》/《真・天命王 ネバーエンド》でデッキ強度を上げたデッキの概念。

このうちコスト6ドラグナーである《龍覇 エバーローズ》とコスト6以下踏み倒し可能な《聖霊龍王 アガピトス》のシナジーを重視したものは【サザン・ルネッサンス】に分類される。

環境によっては、見た目は《ヘブンズ・ゲート》を入れていない【ヘブンズ・ゲート】のようなリストになるため【天門抜き天門】と呼ばれ、さらに環境の変化でそちらに《ヘブンズ・ゲート》が入るようになると【天門入り天門抜き天門】と呼ばれることも[1]
DMPP-27《ミラクル・ミラダンテ》を獲得し、その高い防御力にさらに磨きがかかった。その一方でNew Divisionでは《護英雄 シール・ド・レイユ》を失ったため相手の盤面に干渉する手段が減少[2]

TCG版と比べて《聖龍の翼 コッコルア》の強化が著しく、実質的にそれがデッキの核となっているのが大きな特徴。
【サザン・ルネッサンス】と明確に採用カードが変わったDMPP-23から確立。

変遷

DMPP-22

《聖龍の翼 コッコルア》召喚のサポートをする最重要カード
《制御の翼 オリオティス》不正メタ
《ジャスティス・プラン》手札補充
《トロワ・チャージャー》空撃ちしたマナ加速も可能
《護英雄 シール・ド・レイユ》マナ武装で2体までシールド送りするコストパフォーマンスの高い除去
《聖霊龍王 バラディオス》やや進化元が厳しいが出せれば凶悪なオールタップフリーズ
《提督の精霊龍 ボンソワール》手札補充、ハンデスメタ
《龍覇 エバーローズ》ブロッカー持ちで《ヘブンズ・ゲート》から出せるが、コスト4ドラグハートまでしか出せないため後々は不採用に
《不滅槍 パーフェクト》
《天命王 エバーラスト》
装備者にバウンスマナ送りなど耐性
自分の光のクリーチャー全員にバウンスマナ送りなど耐性。龍解も簡単

最終的にパワーカードとして重宝される《バラディオス》も、この時点では進化元の厳しさで面白そうなカード止まりだった。

DMPP-23

《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》条件付き不死身ブロッカー
《音感の精霊龍 エメラルーダ》暴発の上振れも狙えるシールド回収とシールド仕込み
《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》cipの2体フリーズ。マナ武装7で敗北回避
《龍覇 セイントローズ》《ヘブンズ・ヘブン》の龍解を自ら手伝う。《ヘブンズロージア》登場後はその5枚目以降枠
《ドラゴンズ・サイン》【天門抜き天門】でもデッキを回せる要因だが本領発揮は次弾から
《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》
《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》
装備者のアタック時に相手1体タップ
出た時、ブロックした時、離れた時それぞれに相手1体タップ
《浮遊する賛美歌 ゾディアック》
《賛美の精霊龍 ハレルヤ・ゾディア》
自分の光クリーチャー全員をパワー+1000
自分のクリーチャー全員をパワー+1000し、警戒疑似付与
《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》
《天命讃華 ネバーラスト》
お互いの光ではない呪文に1のコスト加重、自身のターン終了時、進化も出せる《スターゲイズ・ゲート》
主にすべてのバトルに勝つブロッカー軍団での制圧に使われる

コスト7エンジェル・コマンド・ドラゴンの充実で本格的に【サザン・ルネッサンス】と差別化が進んでいく。

+  【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)にあった記述

DMPP-24

《真・龍覇 ヘブンズロージア》種族と能力の汎用性に優れる
《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》破壊耐性とS・トリガー
《真聖教会 エンドレス・ヘブン》
《真・天命王 ネバーエンド》
味方のクリーチャーにpig疑似付与でシールド追加
ほぼ除去されないで、自分のドラゴンのアタック時に相手1体フリーズ
《龍魂教会 ホワイティ》1体フリーズ。《龍覇 セイントローズ》でも呼び出せる。

《ヘブンズロージア》の登場で《ドラゴンズ・サイン》一本でも本格的に受けと攻めを両立できるようになった。

DMPP-25

《信頼の玉 ララァ》5枚目以降の《コッコルア》。《ジャスティス・プラン》で回収不可なので注意
《エンジェル・フェザー》《ジャスティス・プラン》の類似カード。コストが違うのでマナカーブのバランスを取れる

大きな強化はないが、【レッドゾーン】意識で《ヘブンズ・ゲート》を入れる場合も増えた。

DMPP-26

《時の革命 ミラダンテ》高性能なクリーチャー
《精霊龍 ライトデュエル》《聖龍の翼 コッコルア》などがチャンプブロックではなくすべてのバトルに勝つ壁になる
《時間龍 ロッキンスター》ターン1で破壊をシールド回収に置き換えるブロッカー
《五極 ギャツビー》《ヘブンズ・ゲート》とシナジーが生まれた《天運の精霊龍 ヴァールハイト》上位種
《夜警の精霊龍 ウィズローザ》条件付きでS・トリガー獣なブロッカーになり、素で自分の山札の上から3枚のうち、光のコマンド1枚を手札に加える

DMPX-01

DMPP-27

環境に存在する《爆霊魔 タイガニトロ》対面は捨て、それ以外の対面で勝ちを拾うために《ヘブンズ・ゲート》が標準搭載となった。
ただし《提督の精霊龍 ボンソワール》で上手くセルフハンデスを捌ければ黒単にも多少の勝ち目はある。

参考


[1] 元ネタはShadowverseの「ドロシー入りドロシー抜きドロシーウィッチ」
[2] この影響はミラーマッチで顕著に現れ、互いの《天命讃華 ネバーラスト》《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》の盤面を突破する有効な手段がなくなったことでライブラリアウトを狙うしかない状態となっている