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未来の法皇 ミラダンテSF P 光/水文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12500 |
革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン(自分の光または水のコスト5以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) |
T・ブレイカー |
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、光か水のコスト6以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
DMEX-16で登場した光/水のエンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団。
《時の法皇 ミラダンテXII》のリメイククリーチャー。
あちらと同じ条件の革命チェンジを持ってはいるが、最大の特徴であったコスト7以下の召喚ロック能力が無くなり、代わりに踏み倒せる呪文のコストと文明が緩和されている。
展開の潤滑油としての性質が大きく増しており、踏み倒し範囲はコスト6にアップし、更に水が対象に含まれたことで呪文の候補は大きく広がっている。《ヘブンズ・ゲート》や《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》、《「祝え!この物語の終幕を!」》、《灰燼と天門の儀式》、《超次元ガロウズ・ホール》といった強力な呪文に対応し、多彩な役割をこなせるようになった。
当然ながら、《ミラダンテXII》のリペアとして、かつてのあちらの枠にそのまま採用できるという訳ではない。《ミラダンテSF》と相性の良いカード≠《ミラダンテXII》と相性の良いカードであり、根本的に必要とされるデッキは全く異なる。
相手の動きを狭めるフィニッシャーの《ミラダンテXII》、自分の動きを広げる展開札の《ミラダンテSF》と言ったところか。
《ミラダンテSF》には召喚ロックがない分、詰め札としての性能はあちらには遠く及ばない。殿堂カードと比べるのも酷というものではあるが、あちらでは使えないコスト帯や文明の呪文をテクニカルに用いることが肝要だろう。
とりあえず、大量の手札を確保しやすい【リーフミラダンテ】ならすんなり入れるか。
また、強みの殆どをファイナル革命と呪文に依存しているため、呪文が使えない状態だと1ドローしかできない革命チェンジ持ちのT・ブレイカーという準バニラに近い性能となってしまう。このターン、別のファイナル革命を使っていたら本当にただの打点(とはいえ《ボルシャック・ドギラゴン》を上回るパワーという特長はある)にしか役割がない。
単にゲーム中盤にコスト5以下の呪文を踏み倒したいだけなら、《ミラダンテXII》以外にも《龍装艦 チェンジザ》等も存在する。使用する際は下記のように早期に呪文を踏み倒せる点や、コスト6の呪文を踏み倒せる点を活かしたい。
登場時に存在するカードでは、《天門ノ裁キ》を唱えて《∞龍 ゲンムエンペラー》を呼び出すというのは強力な動きの一つ。これならこのカードと《∞龍 ゲンムエンペラー》にとって死活問題となるコスト踏み倒しメタも、着地置換効果ではなく《奇石 ミクセル》や《異端流し オニカマス》などなら《ゲンムエンペラー》で無視して居座れる。
当然、カードプールが広がるとできることも増えていく。《天門ノ裁キ》にも、後にそれの強化したような《禁呪と聖句の決断》が登場し、さらに強い動きが可能になった。
【5色コントロール】では《ドンドン火噴くナウ》や《灰燼と天門の儀式》が唱える対象となる。《天災 デドダム》から《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》へと繋ぎ、革命チェンジによって唱えることで前者はデッキの回転速度を上げ、後者は《デドダム》で墓地に置いたクリーチャーをリアニメイトさせられる。また《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》も一考。《聖魔連結王 ドルファディロム》でのアタック・チャンスと併用し、コスト踏み倒しの手段を増やすことが可能。
どうしてもフィニッシュに困る場合、適当な革命チェンジ元から革命チェンジして《超次元ガロウズ・ホール》で《勝利のリュウセイ・カイザー》を呼び出してそちらのマナタップインで返しのターンの相手の動きを牽制しながら雑殴りするというのもアリだろう。
ファイナル革命で《ドラゴンズ・サイン》を使い《龍風混成 ザーディクリカ》を出せば、文明制限無しで7以下、墓地の呪文まで範囲を広げつつ《ザーディクリカ》のおまけ付き、とお得な運用ができる。《ヘブンズ・ゲート》から《龍聖霊ウィズダムフェウス》を呼び出した場合は、スパークならコスト制限なしで打つことができ、山札の上5枚にあればそこからもアクセスできる。
《転生スイッチ》もコスト踏み倒し範囲内だが、そこは1ターン1回制限のファイナル革命なのでループに悪用される恐れは事前に断ち切られている。
《ハイドロ・ハリケーン》も範囲に入るので、【サザン・ルネッサンス】に入れれば大量ドローによって殿堂入りの《ハイドロ・ハリケーン》を引き込むことができ、大量展開を活かしてそちらの威力の最大化を狙うことが可能。
コスト踏み倒し範囲内である《「祝え!この物語の終幕を!」》、そちらと相性の良い《龍素記号Sr スペルサイクリカ》、これらと共に使ってソリティアを行い、適宜《奇天烈 シャッフ》にアクセスしつつ呪文ロックを絡めてワンショットするのも1つの運用法。
《チャラ・ルピア》から白赤の革命チェンジ元に繋いで早期着地を目指すという運用法もある。【白青赤ドギラゴン閃】を雛型にしたデッキに挿すと効果的か。
未来の法皇 ミラダンテSF P 光/水文明 (8) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12500 |
革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン(自分の光または水のコスト5以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) |
T・ブレイカー |
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、光か水のコスト6以下の呪文を、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
王来篇環境ではオリジナルの【ヘブンズ・ゲート】系統に、《ヘブンズ・ゲート》のコスト踏み倒し目当てで使われる場合がある。
《ヘブンズ・ゲート》で《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》を呼び出せばカウンター札による裏目もある程度ケアできるため、《聖霊龍騎サンブレード・NEX》から革命チェンジする中速ビートダウン寄りの【白青赤天門】も存在する。
一見するとブレイクが必要でS・トリガーなどの裏目が厄介だが、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》のような汎用マッハファイターや《SSS級天災 デッドダムド》などの除去付き手札誘発クリーチャーがタップ状態で棒立ちしていることが環境ではよくあるので、案外cipを安全に発動する機会がある。
革命チェンジと呪文ロックを両立する《覚醒連結 XXDDZ》の登場以降は【5色ザーディクリカ】でも採用される様になった。
DMPCD-01・DMPCD-02期には、《ドラゴンズ・サイン》や《「未来から来る、だからミラクル」》を唱えるためにこれを入れた【白青赤緑ドラグナー】がアドバンスのチャンピオンシップ優勝を果たした。
《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》が登場すると、そちらと相性の良い、デドダム基盤ではない光ベースでの3→5の動きを主体とする横展開系デッキ全般でそれなりに見かけるようになった。
Q.自分の《未来の法皇 ミラダンテSF》を「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出しました。「ファイナル革命」の効果でカードを引きませんでしたが、光か水のコスト6以下の呪文を、自分の手札からコストを支払わずに唱えられますか?
A.いいえ、唱えられません。カードを1枚引かなかった場合は、「そうしたら」以降の効果も使えません。
引用元(2021.7.16)
Q.自分の《未来の法皇 ミラダンテSF》を「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出しましたが、「ファイナル革命」でカードを引かず、コスト6以下の呪文も唱えませんでした。そのターン中、自分は続けて《蒼き団長 ドギラゴン剣》を「革命チェンジ」でバトルゾーンに出したのですが、この《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「ファイナル革命」は使えますか?
A.はい、使えます。《未来の法皇 ミラダンテSF》の「ファイナル革命」は使っていませんので、《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「ファイナル革命」を使えます。
引用元(2021.7.16)