爆龍皇(ばくりゅうおう) ダイナボルト》

爆龍皇 ダイナボルト KGM 光/火文明 (7)
クリーチャー:ダイナマイト・ドラゴン/チームボンバー 9500
スピードアタッカー
W・ブレイカー
<W・マジボンバー>6(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。コスト6以下のクリーチャーを2体まで、その山札の2枚または自分の手札から選び、バトルゾーンに出す。見た山札の残りを好きな順序で山札の一番上に戻す)

DMRP-14にて登場した/ダイナマイト・ドラゴン/チームボンバー

攻撃時、W・マジボンバー6で一気に展開出来るという、単純かつ強力な能力を持ち、スピードアタッカーなのでタイムラグもなく即座に発動できる。

一方、このクリーチャーのコストは7と決して軽くなく、自身のマジボンバーで踏み倒せないのが弱点。チームボンバー内だとマジボンバー7以上持ちは基本的に攻撃に条件があるかコストが7以上であるため、安定して早出しする方法とW・マジボンバーの高い出力を両立する事はやや難しい。
また、ビートジョッキーでないため《“必駆”蛮触礼亞》では踏み倒せない。丁度DMEX-11で再録された《ドラゴンズ・サイン》、もしくはマジボンバー7を持つ《雷龍 ヴァリヴァリウス》で踏み倒そう。

W・マジボンバー6での踏み倒し先候補は、チームボンバー内ならスピードアタッカー+マジボンバーを持つ《DORRRIN・ヴォルケノン》等や、自身をアンタップしてさらなる踏み倒しを狙える《巡巡-スター》デザイナーズコンボを形成している《電龍 ヴェヴェロキラー》あたりか。

勿論コスト6以下以外の制限はないため、かなりの数のクリーチャーが候補に入る。進化クリーチャーも踏み倒せるので《聖霊龍王 アルカディアスD》《バジュラ・ザ・スター》などを呼び出しても面白い。

アドバンスならば《最終龍覇 ロージア》を出し、《銀河大剣 ガイハート》装備する手もある。《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》も組み合わせれば一気にワンショットキルが狙える。

ここまでコストが重めなクリーチャーを2体出せるとなると何かすごいコンボを考えたくなるだろうが、無理にコンボを決めなくても、3、4コスト程度のクリーチャーを2体出すだけでも十分強力なため、デッキのバランスの安定を考えるなら、むしろウィニーを多めに入れても問題はないだろう。

《奇天烈 シャッフ》《単騎連射 マグナム》などを並べればS・トリガーをケアできる。ただし4コスト以下ならば《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》でも可能なので、やはり6コストまで出せる点を活かしたい。

スピードアタッカーを持つドラゴンということで、各種有名どころの革命チェンジに対応する。
《蒼き団長 ドギラゴン剣》《蒼き守護神 ドギラゴン閃》ならばさらに展開でき、《《百族の長 プチョヘンザ》ならば除去が撃てる。《時の法皇 ミラダンテXII》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》ならば相手の行動を制限できる。

  • また、2体展開するだけなら近いコスト帯に《バーンメア・ザ・シルバー》も存在する。だがそちらはこのクリーチャーの踏み倒し圏内なのでいっその事同じデッキに入れてみるのも面白いだろう。

他のカード・デッキとの組み合わせ

《龍星装者 “B-我”ライザ》

ドラゴンなのでそちらでのコスト踏み倒しが効くが、やはりビートジョッキーサポートが受けられないことと素のコストが高くウィニー攻撃した際にこのカードが捲れてそちらの能力が不発に終わる恐れがあるため、実際に【“B-我”ライザ】に採用されるかどうかは微妙。

【5色ドギラゴン剣】

このカードから《Mの悪魔龍 リンネビーナス》+αを呼び出せば、1ショットキル打点形成などすぐである。

このカード自体多色なので多色マナ武装のサポートになる。《三つ星鉄人 ミシュラ》革命チェンジしてW・マジボンバー先を補充したりファイナル革命持ちをサーチしたりするのも良い。

また、このクリーチャー自身がのコスト5以上のドラゴンであるため、攻撃時に《蒼き団長 ドギラゴン剣》革命チェンジをすることで、多色クリーチャーを最大で5体まで踏み倒すことも可能。

この時、このクリーチャー革命チェンジ先を《蒼き団長 ドギラゴン剣》ではなく《時の法皇 ミラダンテXII》にすることで、相手のコスト7以下のクリーチャー召喚を封じつつ、自軍はW・マジボンバーにより更なる打点増加が望める。

デッキを構築する際には《Mの悪魔龍 リンネビーナス》との相性もいい《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》などを搭載し、それぞれ殿堂入りのカードであるこれらの革命チェンジ先を確定でサーチできるようにひと工夫するのも面白いだろう。

《百族の長 プチョヘンザ》

このカードで攻撃する時に、そちらの革命チェンジ→そちらのファイナル革命→こちらのW・マジボンバーという順番で処理すれば、相手の盤面だけ吹っ飛んでこちらの盤面にはクリーチャーが並ぶという状況が発生する。そちらを含めた1ショットキル打点を作ったついでに相手にタップインを強要できると聞けばその凄さが分かるだろう。

【NEXミラダンテ】

このクリーチャーの展開力のおかげで《時の法皇 ミラダンテXII》革命チェンジしたターン中に1ショットキルできるという利点がある。

【グレンモルト】

龍解剤が並ぶので相性が良い。だがしかしこのカード自体が白赤なので、ここから自然以外の文明は足しづらいだろう。

《凶鬼33号 ブスート》

このクリーチャー破壊して出し直せば攻撃をキャンセルしつつW・マジボンバーの再利用を行うことができる。ただし、手札から出す場合はW・マジボンバーを再利用する分だけ手札消費が激しくなるのには注意。

《超竜バジュラズテラ》

2ターン目《メンデルスゾーン》→3ターン目《ドラゴンズ・サイン》着地させ、W・マジボンバーでcipで3枚以上マナブーストできるクリーチャー(《龍仙ロマネスク》が望ましい)と《蒼狼の王妃 イザナミテラス》を呼び出せば、3ターン目にして《超竜バジュラズテラ》が場に出る。ただし手札の枚数の都合上、先攻の場合W・マジボンバー先の内1体が山札の上から2枚の範囲になければならない。

環境において

超・十王2ブロック構築環境では【白赤緑バーンメアジョーカーズ】【白赤緑ダイナボルト】を中心に使われている。このカードで展開するための手札ブレイクによって増えること、5ターン目から6ターン目での決着がキルターンの基準になることから、同環境は後攻有利とまで言われる。

背景ストーリーにおいて

《“魔神轟怒”ブランド》《フライパン・マウンテン》の火口から引き揚げたドラゴンの卵が孵化したクリーチャー。光速の機動力が武器。
必殺技は《ダイナボルト・ブラスター》
暴拳王国のマスターとチームボンバーのマスターの戦闘の最中、《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》の放った攻撃が卵に命中し、その衝撃でこのクリーチャーが誕生した。
凄まじいスピードで暴拳王国のマスターを圧倒し、撤退に追い込んだ。
その後も《ゴリオ・ブゴリ》とは3度に渡って激突している。
情に厚く、《聖板龍 ジークシュトルツ》が《ゴリオ・ブゴリ》の自由意思を奪い操っていた事に気付いた際は激怒し、《ジークシュトルツ》を瞬殺した。

  • 新章以降の世界では初めての天然モノのドラゴンである。

アニメ・漫画において

  • 漫画『キング』前半でもボルツが使用したが、アニメ版とは異なり強化形態が登場しなかった。

その他

  • デュエパーティーでは非常に強力なパートナーとして運用できる。デッキの大半を自分のクリーチャーをアンタップできるクリーチャーで固めることで、連続攻撃を繰り返し素早く他3人を倒せるためである。その凄まじい速攻性能の都合上、一般的にレベル3での使用が推奨される。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

Q.《爆龍皇 ダイナボルト》の「W・マジボンバー」で、手札と山札の両方から1体ずつクリーチャーを出すことはできますか?
A.はい、できます。
引用元(2020.6.26)

Q.《雷龍 ヴァリヴァリウス》の「マジボンバー」で手札から「EXライフ」を持つクリーチャーを出す場合、山札のどのカードがシールド化しますか?
類似例:《爆龍皇 ダイナボルト》の「W・マジボンバー」
A.「マジボンバー」で見ているカードではなく、その下の、山札の上から2番目のカードがシールド化します。
引用元(2022.4.22)