《
|
裏斬隠 カクシ・レシピ C 水文明 (4) |
クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/シノビ 3000 |
ニンジャ・ストライク2(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが2枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く) |
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 |
DMEX-12で登場した水のスプラッシュ・クイーン/シノビ。
ニンジャ・ストライク2を持ち、cipで相手クリーチャー1体に次の自分のターンまでプリン効果を付与する。
主に相手の後続を止める為の使用になるだろう。ニンジャ・ストライクに必要なマナ数も少なく、使い勝手では《光牙忍ライデン》に近い。
青赤系のビートダウンではブロッカーが複数体並んでいる場面への対策になるだろう。【クラッシュ“覇道”】でも素出しできる4マナまでは伸ばすのに苦労しないので、そちらにおける手札事故が起こった時の遅延札としても悪くはない。
クリーチャーアンタップにより即死打点を作るワンショットの【我我我ブランド】が成立してしばらくしたDMEX-17期、正確には2021年11月初頭から、そちらに間に合う上に有効な防御札として使われるケースがそこそこ見られるようになり、11月中旬には4枚積み構築もざらになった。主に【青赤緑ドギラゴン閃】での採用が見られる。【赤黒バクロ法師】、【ドギラゴン閃】にも刺さる。
その後流行は落ち着いたが、2021年12月下旬のオリジナルでは【JO退化】対策として需要が復活。
それからもDMEX-18終期に流行。《樹食の超人》型【墓地ソース】(【グルメ墓地ソース】)のフィニッシャーの主流が《反逆龍 5000typeR》に移行したため、そちらのデッキへの返し手として優秀。この頃には【青黒緑デッドダムド】での採用が目立つようになり、《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》と共に採用して【我我我ブランド】対策を厚くした型も確認された。
DMBD-19・DMBD-20期にも激増した【JO退化】、【黒ガイアッシュ覇道】対策として流行。
DM23-RP4期に《DARK MATERIAL COMPLEX》型の【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】が流行すると、中にはミラーマッチ対策としてこれを1枚程度採用する型も見られるように。まず《飛翔龍 5000VT》で盤面を処理し、《DARK MATERIAL COMPLEX》でリアニメイトして除去を挽回しようとした分はこのカードで止めるという寸法である。とはいえこの頃になると厄介なメタカードである《同期の妖精/ド浮きの動悸》のせいで、全体の採用率は不振。
DM23-EX3期時点ではオリジナルの【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】が主な居場所。自慢の山札掘削力のおかげで1枚積みでもいとも簡単に手札に引っ張り込むことができ、選びさえできれば諸々の離れることに対する耐性持ちに有効なのが、この時期における強み。