《オリオティス・ジャッジ》
DMX-22で登場した光の呪文。 《制御の翼 オリオティス》の持つ誘発型能力をバトルゾーンにいるクリーチャー全員にかける単発的効果といった趣である。 しかしながら、マナゾーンにあるカードの枚数を参照したコスト踏み倒しメタのうち、登場時点で唯一マナゾーンの枚数と同じコストのクリーチャーも巻き込むという特徴がある。 《制御の翼 オリオティス》と同じくコスト踏み倒しで登場した高コストクリーチャーや、バトルゾーンに出す実質コストが名目コストよりも低くなりやすいサイキック・クリーチャー・ドラグハート・クリーチャーなどに有効で、それらを主体としたデッキには非常に刺さる。 ルール
他のカードとの関係
環境において革命編環境で猛威を振るう大型侵略持ちクリーチャーに対しても有効であり、S・トリガーも持つためそれらにシールドをブレイクされた際にカウンターとして発動することも狙える。 ただし効果の都合上、マナが十分増えたゲーム後半では大きく弱体化してしまう。使用する際は素早く発動できるようデッキビルディングを工夫する必要がある。基本的には光を含む【速攻】か、序盤を耐えれば勝ちをほぼ確定できる【天門ループ】などでの運用が基本となる。 革命編環境終期や革命ファイナル環境ではコスト踏み倒し系に対する強力なメタとして活躍し、デッキカラーに光が含まれるならほとんどのデッキで採用されていた。特に【ドギラゴン剣】はマナゾーンからの踏み倒しを行うので、このカード1枚で相手の盤面をすべて処理できることもざらであった。 【ジョバンニスコール】では、マナが増えると機能しないこのカードとコスト踏み倒しに対応できない《天雷王機ジョバンニX世》が相互に補完し合う関係を築いていた。 新章デュエル・マスターズ環境初期はビートジョッキーやジョーカーズなど小型中心の種族がプッシュされており、それらを使ったデッキのシェアがそれなりに高くなっていたため、ますます腐る場面が増えた。 ところが双極篇後半になると、環境に台頭した【青単スコーラー】では、1ショットキルの精度を上げるため、《終末の時計 ザ・クロック》を封じるために《「本日のラッキーナンバー!」》でコスト3を宣言されるようになり、このカードはそのとばっちりを受けてしまう。 超天篇に入ると、《「本日のラッキーナンバー!」》は【ミッツァイル】を始めとする多くのデッキに採用されるようになり、《終末の時計 ザ・クロック》の巻き添えを受ける形でこのカードも環境で見かけないカードとなってしまった。 《「本日のラッキーナンバー!」》の殿堂入りが発表されたものの、重量級マナドライブを利用するデッキが環境に居座っており、そうしたデッキはマナが伸びる上にGRクリーチャーもコスト4以下のものを使うのが専らであるため、依然として立場が厳しい。 十王篇では文明も全く違いコストも1大きいが、遥かに汎用性の高い除去形式のコスト踏み倒しメタとして《得波!ウェイブMAX》が登場。但し、除去の質はこちらの方が遥かに高い。 DMBD-13・DMBD-14期に【連ドラグナー】が環境トップに立つと、ミラーマッチ対策として積まれるようになった。 王来篇環境はこのカードが腐る対面であるマナを伸ばすデッキが多いばかりか、単色呪文殺しとして名高い《聖魔連結王 ドルファディロム》のようにそもそも唱えさせないカードも目立つ。仮に唱えたとしてもスター進化、EXライフによって耐えられるケースがざら。 【JO退化】成立後の環境では《アルカディアス・モモキング》に呪文ロックに引っ掛からず、【グルメ墓地ソース】や【青魔導具】の対面ではクリーチャーをすべて除去できる防御札ということで再評価されており、【白青黒退化】など色の合うデッキに居場所を見つけている。DMEX-19期になると、【キリコチェイングラスパー】のように青黒緑構築が主流で本来色の合わないデッキにも採用されるようになった。 【JO退化】消滅後は需要が衰え、その後【絶望神サガループ】がトップメタに君臨した頃になると【白青黒退化】で細々と使われる程度である。 【白赤アーマード・サムライ】が環境に進出すると、そちらにおける防御札として使われるようになった。メタカードを積みづらく、早期に自分の動きを押し付けられると弱いそちらのデッキにとっては命綱となる。 【白青赤ゴスペル】が成立すると、次第に光単色マナに窮乏しやすいそちらに4枚積みされることが多くなった。特に【黒緑アビス】はリソースを激しく消費して横展開するデッキのため、《謀遠 テレスコ=テレス》でリソースを回復する前にこれを宛がわれると挽回が極めて困難となる。【青赤マジック】でも革命チェンジ先が吹っ飛ぶのは当然のこと、先攻3ターン目に相手が出した《ボン・キゴマイム》などのコスト3帯や後攻2ターン目の初動クリーチャーも範囲に入るのが優秀。ただし【青赤マジック】は【黒緑アビス】よりリソースが太く、再展開が容易なので過信は禁物。 アニメ・漫画において
その他
デュエル・マスターズ プレイスでは
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収録セットデュエル・マスターズ
デュエル・マスターズ プレイス
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