《キャンベロ <レッゾ.
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キャンベロ <レッゾ.Star> SR 火文明[ジョーカーズ] (5) |
スター進化クリーチャー:ジョーカーズ/ソニック・コマンド/レクスターズ 7000 |
スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略:火のコスト4以上のレクスターズ(自分の火のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。 |
このカードが離れた時、その下にあったクリーチャーをアンタップする。 |
DMRP-19で登場した火のジョーカーズ/ソニック・コマンド/レクスターズのスター進化クリーチャー。
火のコスト4以上のレクスターズから侵略できる。スター進化と違い侵略元の条件は狭い。
とはいえ該当する侵略元には強力なクリーチャーがそこそこいるため、侵略元を用意するのにデッキパワーを損ねることはあまりない。
コスト4かつ召喚したターンに攻撃できるスピードアタッカーまたはマッハファイター持ち、もしくは進化クリーチャーに限っても
などが存在する。他にも《エヴォ・ルピア》から進化できる。
能力は強力で、cipで《アイアン・マンハッタン》と同等のロックを仕掛けることができる。クリーチャー制限のロックをかけることで返しのターンの逆転の芽を摘めるため、隙が生じにくい。《禁断英雄 モモキングダムX》の禁断解放に合わせて召喚出来れば勝負は付いた様な物である。誘発型能力なので、このクリーチャーが除去されてもロック効果は失われない。ただし、効果期間が「次の相手のターン」なので、このクリーチャーが出たターンは効果がないため、S・トリガーなどを踏んでからの大量展開まで防げない。
もう一つの能力は、《ダチッコ <マック.Star>》と同じく、除去された時に進化元をアンタップする。S・トリガーによる反撃で除去されても進化元をアンタップさせるので、追撃したり、そのまま攻撃せずに殴り返しを受けなくするなど、プレイングに幅を利かせてくれる。また侵略の弱点であるコスト踏み倒しメタにもある程度強くなる。流石に侵略そのものを封じられると厳しいが、コスト踏み倒しメタによる除去を利用できれば進化元による連続攻撃ができる。
DMRP-19期には【白青赤鬼羅.Star】におけるサブフィニッシャーとして早速結果を残した。適当なメタクリーチャー2体、《大爆龍 ダイナボルト》、このカードで、ワンショット失敗時の保険付きの4ターンキルを狙うことができ、極論《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》本体が出る前に殴り切れる。《T・T・T》でスピードアタッカーを生成すれば追撃には困らないため、よしんば打点が足りなくともごり押しする機会は多い。勿論手札消費の激しい侵略と《T・T・T》によるドローの相性の良さも見逃せない。
それまでの【白青赤鬼羅.Star】は、折角コスト踏み倒しメタで縛っても《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》で処理されて後続を展開されるケースが多かったが、4ターン目のこのクリーチャー着地というルートが開拓されたことで、相手に《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を出されても連鎖されにくくなった。
《王来英雄 モモキングRX》の能力での進化、あるいはそちらからの侵略が可能であることから、【青赤緑ドギラゴン閃】での上位入賞実績もある。DMEX-17発売から2週間程度が経過した頃のオリジナル環境における【青赤緑ドギラゴン閃】では、特に同じ【ドギラゴン閃】系列同士のミラーマッチにおいて、これに侵略できるターンが何回あるかが勝負に直結するほどであり、そうしたことからドローソース兼侵略元として《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》に白羽の矢が立った感がある。《ボルシャック・栄光・ルピア》で伸ばしたマナを使い、そちらを進化元に素出しするプランもある。
スター進化なので味方の《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》で自らバウンスする時、進化先であるこのクリーチャーだけ剥がせるため、残った進化元ですぐに侵略できて無駄がない。
そしてDMRP-20発売に伴い【JO退化】が成立すると、チャンピオンシップでも見ない日はないメジャーカードとなった。《無双龍騎 ボルバル・モモキング》のcipの後にこのクリーチャーの侵略を解決すれば、相手の《奇石 ミクセル》が立っていてもこのクリーチャーのスター進化による耐性のおかげで、結果的に《無双龍騎 ボルバル・モモキング》が《奇石 ミクセル》を処理した上で盤面に残るゲーム展開になる。このクリーチャーがなければ恐らくは【JO退化】がトップメタの一角に立つことはなかったとまで言われる。
【JO退化】は後に消滅したが、ゴッド・オブ・アビスに入ると往年のように【青赤緑ドギラゴン閃】で使われるようになり、他にもドラゴン基盤かつモモキングシナジー型で《未来王龍 モモキングJO》採用型の【赤緑モモキングRX】におけるパーツとしても使われるようになった。
2023年1月になるとこれと《アルカディアス・モモキング》を武器に【赤白ライオネル.Star】が入賞数を伸ばした。この2つで【青黒赤緑邪王門】に明確に有利になるのが大きい。
DM23-RP1時点では火系の【ライオネル.Star】が主な居場所。代わりに、ドラゴン基盤では下火となっている。
2023年10月1週目辺りから色が合うデッキでそこそこ流行。わざわざ普通は使わない侵略元を採用してまで投入するケースもまま見られた。間近に迫る『DMGP2023-2nd』に向けての試運転の中で、正体不明の地雷デッキに対抗しやすいこのカードに注目が集まったものとみられる。
【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】における妨害手段として使われる場合もある。
レクスターズのシーズンが終わり、おおむねアビス・レボリューション以降は、採用デッキは【白青赤ライオネル.Star】ぐらいとなっている。流石に侵略シナジーなしで手放しに使えるカードではない。
DM23-EX2で《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》が登場し、侵略の有無を差し引いてもそちらが優先されるケースがすべてといっても過言ではなくなった。
無理やり採用理由を考えるなら進化クリーチャーという特性で《進化設計図》や《王来英雄 モモキングRX》などの糧にしてしまうことだが、鬼レクスターズを入れる【赤緑アポロヌス】でも《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》殿堂入り近辺のレシピには入る枠がない、《モモキングRX》に至ってはドラゴン基盤にそれが投入されていない。
DMRP-19で登場したベリーレアとスーパーレアでセットになっている侵略持ちスター進化サイクルと進化元。
Q.自分のマナゾーンにカードが4枚あり、相手の《ベイB セガーレ》と《獣軍隊 ヤドック》がバトルゾーンにいる状況で、自分の火のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時に《キャンベロ <レッゾ.Star>》の「侵略」の宣言をしました。この場合、処理はどうなりますか?
A.相手は《ベイB セガーレ》の置換効果を適用するか《獣軍隊 ヤドック》の置換効果を適用するかを決定します。どちらを適用したとしても《キャンベロ <レッゾ.Star>》はマナゾーンに置かれますが、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果を適用した場合、《ベイB セガーレ》はマナゾーンに置かれません。
(総合ルール 101.5b) 引用元(2021.9.24)
Q.《キャンベロ <レッゾ.Star>》を出した次のターンに、相手は《ヘブンズ・ゲート》を唱えて、ブロッカーを2体バトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、1体しか出せません。
引用元(2021.9.24)
Q.《キャンベロ <レッゾ.Star>》を出した次のターンに、相手は《∞龍 ゲンムエンペラー》をバトルゾーンに出しました。《キャンベロ <レッゾ.Star>》の能力は無視されますが、相手はそのターン中、2体目のクリーチャーをバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《キャンベロ <レッゾ.Star>》の「出た時」の能力はすでに効果として解決されています。能力を無視したとしても、解決されてゲームに影響を及ぼしている効果を無視することはできないので、2体目のクリーチャーは出せません。
引用元(2021.9.24)
Q.前のターンに相手が《キャンベロ <レッゾ.Star>》を出し、このターン自分はクリーチャーを1体しか出せない状況です。
この状況で自分が《ドラン・ゴルギーニ》を出した場合、自分はこのターン中、さらにクリーチャーを出せますか?
類似例:《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》
A.《ドラン・ゴルギーニ》が出た時の状況によります。
自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが他に2つ以下しかなく、《ドラン・ゴルギーニ》がタマシードとして出た場合、クリーチャーを出した扱いにはなりません。そのため、この状況ではさらに1体追加でクリーチャーを出せます。
自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが他に3つ以上あり、《ドラン・ゴルギーニ》がクリーチャーとして出た場合、《キャンベロ <レッゾ.Star>》の効果により、その後、クリーチャーは出せなくなります。
引用元(2022.9.28)