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若頭 鬼流院 刃 VR 自然文明 (10) |
クリーチャー:ガイア・コマンド/ビーストフォーク/ハンター 17000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自然のハンター・クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンからバトルゾーンにタップして出してもよい。 |
T・ブレイカー |
DMR-02で登場した大型ガイア・コマンド/ビーストフォーク/ハンター。
自然文明ハンター限定の豪快なマナゾーンからのコスト踏み倒し能力を持つ。
自身が10コストと重いため、普通にマナを支払って出せば能力が不発ということはほぼありえないだろう。
しかしタップしてバトルゾーンに呼び出すため、仮にスピードアタッカーを付与していたとしてもそのターンの攻撃に参加することができず、また殴り返しや《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》のcip能力に無防備になってしまう。
さらに、あまりに大量のクリーチャーをマナゾーンからバトルゾーンに出してしまうと次のターンからの展開に支障をきたす場合も考えられるので、使いどころを良く見極める必要がある。
特に返しのターンに《アポカリプス・デイ》を放たれたらかなりの痛手。
事前に《緑神龍カミナリズム》をマナに置いておけば、上記のような除去にある程度対処することが可能。
何にせよ、隙を大量に晒してしまうので他のカードでカバーしてやりたい。
ハンターそのものは息が長い種族で、自然を含むものにも散発的に《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》、《姫様宣言プリンプリン》、《超神龍バイラス・カースド》、《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》とフィニッシャー格のものを獲得しているが、根本的にタップインで1ターンワンショットが遅れるという致命的な弱点から、それらのデッキに採用されることはほとんどない。
《弩闘!桃天守閣》でタップインをアンタップインに置き換えることはできるものの、《若頭 鬼流院 刃》を出す手段と《桃天守閣》を展開するギミックを共存させるには枠が足りず、《桃天守閣》を出せている前提なら革命チェンジ2枚で無限アタッカーになるなど、より凶悪なコンボを持ち合わせていることから、狙うのはロマンでしかないというのが実情である。
若頭 鬼流院 刃 SR 自然文明 (10) |
クリーチャー:ガイア・コマンド/ビーストフォーク/ハンター 17000 |
バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから自然の進化でないハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。その後、自分のマナゾーンから自然の進化ハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。(自分の、《若頭 鬼流院 刃》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する) |
T・ブレイカー |
DMPP-16で実装。レアリティはスーパーレアに格上げされた。
コスト踏み倒しは、非進化を一通り出してから進化を出すという形式に調整された。
初登場時のDMPP-16期には、パック発売直後は一定数使われたものの、同時に登場した【赤緑ハンター速攻】に間に合わない弱点から、次第に数を減らしていった。
しばらくの間環境での使用率は高くなかったが、『GRAND MASTER決定戦 2022』(DMPP-16期)で《サイバー・N・ワールド》、《恵みの大地ババン・バン・バン》等と組み合わせた【青緑 若頭 鬼流院 刃】が使われ、注目を集めた。
DMPP-17期では《超次元リュウセイ・ホール》を獲得し環境を席巻していた【Nエクス】は、テンプレ構築では【若頭 鬼流院 刃】の完遂を妨害できないことから対抗馬として環境入りを果たした。
さらには、DMPP-17で新たに獲得した《母なる大地》により、タップインで即座に行動できないはずの《若頭 鬼流院 刃》でも、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》→《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》という動きが安定し、【ヘブンズ・ゲート】にも有利が取れた。
汎用カードである《ドンドン吸い込むナウ》も、バウンスをほぼ失敗なしに使えた点も特筆すべきだろう。内容を見てマナゾーンに置くか山札の下に返すか選べる《ダンシング・フィーバー》の獲得も大きい。
一方、4〜5ターンキルが可能な速攻に対しては依然として弱かったものの、採用時には《戦攻妖精クルメル》でのチャンプブロックとバウンス、あるいはS・トリガーの時間稼ぎや《フェアリー・ライフ》、《母なる大地》次第で《掘師の銀》の盤面除去+《若頭 鬼流院 刃》の攻撃誘導が間に合ってしまうことも。
そもそも、速攻デッキはブロッカー破壊を入れてもpigの反撃を許す【ルドルフ天門】の存在が厳しく、環境での立ち位置は芳しくなかった。
対策の難しさから、BATTLE ARENA 9thでの使用率分布(ND)では18.7%の1位、デッキタイプの最高成績は準優勝にも到達した。
公式発表によれば、《母なる大地》を獲得したDMPP-17のランクマッチの対戦データを分析したところ、それ以前に比べ使用率は14.7%、勝率が53.0%まで上昇。特定のランクでは勝率が60%に迫る日が発生していることも確認された。こうしたデータと、以降のカードとの兼ね合いを考慮し、弱体化を決定したとのこと。
実際、DMPP-18の収録カードを見ても、新規ブースト札に《躍喰の超人》や《ライフプラン・チャージャー》、自然のハンターに《流離の頭目 鬼流院 刃》や《無双竜鬼ミツルギブースト》や《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》[1]、さらにサブフィニッシャーの《「祝」の頂 ウェディング》等、無規制ならば前弾以上の構築が組めた可能性が高かった。
DMPP-18の目玉であるゼニスは召喚でしか強力なcipを使えないのに対し、《若頭 鬼流院 刃》は非召喚でも強力なcipを使えてしまい、ゼニスの立場を奪ってしまうのを嫌ったのではという声もあるが、推測の域を出ない。
若頭 鬼流院 刃 SR 自然文明 (10) |
クリーチャー:ガイア・コマンド/ビーストフォーク/ハンター 17000 |
バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから自然の進化でないハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。その後、自分のマナゾーンから自然の進化ハンターを好きな数、タップしてバトルゾーンに出す。 |
相手のターン中、このクリーチャーがタップされていて、そのターンにまだ攻撃を受けていないなら、相手のクリーチャーは可能ならこのクリーチャーを攻撃する。 |
T・ブレイカー |
cipを複数回利用できた他、《不落の超人》と同様の攻撃強制能力を持っていた。
マナゾーンから《掘師の銀》、《鬼流院 刃》を出すことでマナゾーンの《堀師の銀》の数×2の相手クリーチャーを処理しつつ2体目以降の踏み倒しを発動させたり、《スーパー大番長「四つ牙」》を出し入れすることで更なる使用可能マナを生成したりすることが可能だった。
また、2枚目以降のマナゾーンから踏み倒される《鬼流院 刃》はタップ状態のため、攻撃誘導能力で自爆特攻の強制やダイレクトアタックの牽制もできた。