【キリコ・アンプラウド】 (デュエプレ)

DMPP-28で成立したデッキ。

神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド SR 水/自然文明 (13)
進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 13000
進化:水または自然のクリーチャー
ソウルシフト
T・ブレイカー
バトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーをすべてマナゾーンに置く。その後、山札の上から進化でない、名前の異なるクリーチャーを3枚バトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。(自分の《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)

《神歌の歌姫 キリコ・アンプラウド》cip自体はリメイク元の《エンペラー・キリコ》と類似するが、名目コストの高さとソウルシフトによる実質コストの低さから、《母なる星域》《神歌の星域》)からの踏み倒しではなく、手札からの召喚がメインとなる。

【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)と類似するデッキだが、メインデッキ内の非進化クリーチャーを3種類に絞ることで、盾・マナ落ちを考慮しなければ確定で期待するクリーチャー3種を踏み倒すことができ、《キリコ》の踏み倒しが下振れるリスクを低くできる。
勿論どれが出ても強力なクリーチャーとして4種類以上搭載する構築も存在する。

進化元は超次元ゾーンからの供給、もしくは進化元以外の役割も持てるクリーチャーが選ばれる。

基盤カード

進化元として役割が大きいクリーチャー

実質コスト0で出せるクリーチャーや相手の除去を受けないクリーチャー、相手ターン中に踏み倒せるクリーチャーが選ばれる。

《ボルバルザーク・エクス》実質コスト0のスピードアタッカー持ちドラゴン
《牙英雄 オトマ=クット》マナ武装5達成で実質コスト0。非ドラゴン除去のcip持ち。採用するなら緑に大きく寄せる必要がある。
《罠の超人》S・トリガーにより相手ターン中に出せる除去兼進化元
《剛撃霊樹 タイタニス》相手のハンデスにより相手ターン中に出せるリソース元兼進化元
《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》【5色キリコ・アンプラウド】限定で相手ターン中に出せる除去兼進化元
コスト5ホール呪文コスト7のサイキック・クリーチャーを出せば流れるように次ターンに《アンプラウド》が着地できる
《超次元エナジー・ホール》《アンプラウド》が引けていない場合のドローソースになる
《超次元ボルシャック・ホール》相手のメタクリーチャーを焼きながら進化元を用意できる
《超次元ムシャ・ホール》
《超次元リュウセイ・ホール》汎用性の塊。3000火力がサイキック・クリーチャーの踏み倒し後になってしまう点には注意が必要
水か自然を持つコスト7のサイキック・クリーチャーメインデッキの3種にカウントされない
《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》アンタッチャブル《勝利のガイアール・カイザー》が天敵
《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》除去は怖いが《アンプラウド》が引けていないならドローに期待できる
《勝利のガイアール・カイザー》色が合う汎用サイキック・クリーチャー
《勝利のリュウセイ・カイザー》マナタップインの妨害
《時空の司令 コンボイ・トレーラー》ブロッカー

大型クリーチャー

ワンショット系

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》シールド焼却するスピードアタッカー
《不敗のダイハード・リュウセイ》ブロッカー革命0トリガーなどがなければ、《サファイア》→《ボルバルザーク・エクス》でシールド5焼却+ダイレクトアタックが可能。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》追加ターンがもらえるかもしれないスピードアタッカー

ロック系

《完全不明》強力なロック
《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》cipメタ
《ニコル・ボーラス》実質オールハンデス
《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《ボルシャック・ドギラゴン》禁断解放ピンポイントメタ。《ニコル・ボーラス》と比べて《ボルシャック・ドギラゴン》の盾落ちや《禁断V キザム》もケアできる利点がある。
マナブーストが多めなので、《ピラフ》で回収し素出しもあり得る
《龍世界 ドラゴ大王》《大王》《VAN》《ナイン》のセット採用のロマンコンボ
《偽りの王 ナンバーナイン》

除去系

《偽りの王 ヴィルヘルム》盤面除去・ランデス
《百族の長 プチョヘンザ》クリーチャータップイン革命チェンジで出せば盤面全体除去

その他候補カード

《フェアリー・ライフ》コスト2のマナブースト呪文。S・トリガーで《アンプラウド》着地に間に合わせられるケースも出てくるかもしれない
《ピクシー・ライフ》コスト2のマナブースト呪文。《VAN》を入れている場合はもちろん、そうでなくとも偽装になる
《鼓動する石版》コスト2のマナブースト呪文。パンプアップはおまけ程度にしかならないことが多いだろう
《フェアリー・ミラクル》【5色キリコ・アンプラウド】に
《フェアリー・シャワー》1ドロー&1マナ
《ライフプラン・チャージャー》《アンプラウド》や進化元のサーチ&マナブースト
《ドンドン吸い込むナウ》《アンプラウド》や進化元のサーチ&バウンス除去

環境において

DMPP-28にて成立。カード紹介当時からコスト5ホール呪文で《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》を出し、次ターンに《アンプラウド》着地からの「大王VANナイン」ができると話題になった。
実際に実装されると、《勝利のガイアール・カイザー》による除去やコスト踏み倒しメタが多かったため、上記のロマンコンボは台頭せず【5色ミラミスキリコ・アンプラウド】やダイハード・サファイア・エクスによる全焼却コンボを使う【青緑赤キリコ・アンプラウド】が多くみられた。
《オトマ=クット》の発見により、メタクリーチャーを除去しつつ即座に《アンプラウド》に繋げられる【青緑キリコ・アンプラウド】も開発されている。

レンタルデッキの【5色キリコ・アンプラウド】も、レンタルデッキの中では格別のデッキパワーを持つ上に有象無象の【速攻】をシャットアウトする受けの固さもあったため、環境が固まる前で最新のカードをまだ揃えていないプレイヤーも多かったDMPP-28発売直後は比較的よく使われた。ただし山札を酷使する構築であり、変に《アンプラウド》を使ってのワンショットに拘っているとライブラリアウトの恐れがあるため、迅速な勝負を心掛ける必要がある。また、多色が25枚の構築である上に初動マナブーストが各4枚積みの《フェアリー・ライフ》《フェアリー・ミラクル》のみなので4ターン目スタートもざらで、物量で受けを踏み越える高速ワンショットには分が悪い。

参考