《勝利のレジェンド ガイアール》
勝利のレジェンド ガイアール LEG 火文明 (10) |
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 13000 |
スピードアタッカー |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、パワー9000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 |
相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化ではないドラゴンなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。 |
DMX-25で登場した火のレッド・コマンド・ドラゴン/ハンター。
久々に登場した超大型ハンタークリーチャー。
13000という高パワーに、当然の如くT・ブレイカーとスピードアタッカーを有している。
アタックトリガーにより9000という強力な全体火力を放つが、何よりも目を引くのが「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」という今までにない少々曖昧な表現のテキストである。
裁定によると「このクリーチャーに破壊された時」とは以下のようなものである。
一方でそうでない場合は以下のようなもの
ドラゴンのコスト踏み倒し能力は少々相手依存な部分が大きい。このクリーチャー自体が簡単に場に出せるスペックではないので、このクリーチャーに特化した構築にするよりは、【連ドラ】などにピンで差したりするのが良いだろうか。
- テキストに「破壊された」とあるため、置換効果によって相手のクリーチャーが墓地に置かれなかった場合、踏み倒しは誘発しない。
《屑男》などと同様、これは「(実際に)破壊された時」で誘発されるためである。
- かなり重いが《異端流し オニカマス》の登場からしばらくはそちらへの対策として使われることもあった。これが出る頃には相手もそれなりに盤面を賑わせているはずであったので、捲り能力の誘発回数も稼ぎやすかった。
勝利のレジェンド ガイアール LEG 火文明 (10) |
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 13000 |
スピードアタッカー |
T・ブレイカー |
攻撃する時、相手のパワー9000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 |
相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化ではないドラゴンなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。 |
DMPS-14で実装。
全体火力が相手のクリーチャーに限定された。
味方を巻き込まないことそれ自体は本来強化なのだが、このクリーチャーの場合、同時にドラゴンという主に大型が占める種族の踏み倒しを行うためやや事情が異なる。デュエプレ独自の仕様として上限枚数が存在し、バトルゾーンに存在できる自分のエレメントは7個までであり、それを超過する分は墓地に送られる。味方を「巻き込めなくなった」ことで、その盤面を埋めてしまっている自分の小型を排除することができなくなるため、踏み倒しの観点からすればむしろ弱体化したとも解釈することができる。
- やや特殊な例で以下の場合も「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の能力が誘発する。
- 《幻想妖精カチュア》や《戦艦男》[2]によって与えられた「○○、このクリーチャーを破壊する」によって《勝利のレジェンド ガイアール》が破壊される時、《神羅スカル・ムーン》の置換効果によって相手のクリーチャーを破壊した場合。
- 《勝利のレジェンド ガイアール》がバトルに負けたことによって《勝利のレジェンド ガイアール》が破壊される時、《神羅スカル・ムーン》の置換効果によって相手のクリーチャーを破壊した場合。(2025/5/29修正以降の挙動)
- 《勝利のレジェンド ガイアール》の攻撃や付与された能力[3]によるブレイクが疑似シールド・セイバーによって、シールド・セイバーの破壊に置換された場合[4]。
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| | 「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」に関する期間限定の些細な不具合
| 2024年末のレジェンダリー・ディビジョンで「自分の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》は「攻撃する時、相手のランダムなシールド1つを墓地に置く」を得る。」を得るようになった《モノノフ・ルピア》と《竜装 ムシャ・レジェンド》を組み合わせた場合で相手の疑似シールド・セイバーがシールド焼却の置換効果として破壊される場合、「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の能力が誘発しない不具合が存在した。
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- 以下の場合は「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の能力が誘発しない。運営に問い合わせたところ仕様とのこと。
- 《勝利のレジェンド ガイアール》がダイレクトアタックすることでゲームに勝利する時、相手の《不敗のダイハード・リュウセイ》の敗北回避能力により《ダイハード・リュウセイ》が破壊された場合。
- 《勝利のレジェンド ガイアール》がバトルに勝ち、相手クリーチャーが破壊された場合は「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の能力が誘発するが、実はこれは《ガイアール》が破壊しているというよりはルールが破壊している、という方が適切である。というのも、バトルに負けた場合の破壊は状況起因処理であるためである。したがって、《ガイアール》起因で発生した状況起因処理であるバトル破壊が「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の対象になり、《ガイアール》起因で発生した状況起因処理であるデュエルへの勝利を置換した破壊が「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の対象にならないのはややちぐはぐな挙動であるようにも見える。
- 不具合により、能力付与でないにもかかわらず、「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の能力が誘発してしまうケースが存在する。
- 《勝利のレジェンド ガイアール》が、《怪魔城 ポチョムキン》を要塞化している相手プレイヤーを攻撃し、ブロックされなかった場合の攻撃の後に《勝利のレジェンド ガイアール》が破壊される時、《神羅スカル・ムーン》の置換効果によって相手のクリーチャーを破壊した場合。(2025/5/29頃修正)
関連カード
収録セット
参考
公式Q&A
Q.自分の《勝利のレジェンド ガイアール》が攻撃する時、自分は手札にある《龍の極限 ドギラゴールデン》の「革命チェンジ」の使用宣言をしました。《龍の極限 ドギラゴールデン》と入れ替えてから、《勝利のレジェンド ガイアール》の「攻撃する時」の能力で相手のパワー9000以下のクリーチャーをすべて破壊しましたが、その「相手のクリーチャーがこのクリーチャーに破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。《勝利のレジェンド ガイアール》の「このクリーチャーに破壊された時」の能力は、《勝利のレジェンド ガイアール》がバトルゾーンにいないとトリガーしません。入れ替える前に相手のクリーチャーを破壊すればトリガーします。
引用元(2022.5.20)