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闘魂混成 エンペラー・アクターシャ VR 光/水/火文明 (7) |
クリーチャー:ディスペクター/サイバーロード/メカ・デル・ソル 8500 |
EXライフ |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。 |
各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
▶それがコスト5以下の呪文なら、コストを支払わずに唱える。 |
▶それがコスト5以下のクリーチャーなら、出す。 |
DMRP-20で登場した光/水/火/のディスペクター/サイバーロード/メカ・デル・ソル。
EXライフを持つスピードアタッカーW・ブレイカー。
アタックトリガーで1ドロー1ディスカードを行い、ターン最初のディスカードがコスト5以下の呪文・クリーチャーであればコスト踏み倒しすることができる。
スピードアタッカーW・ブレイカーなので最低限打点として運用でき、アタックトリガーで手札を1枚交換できる。
交換できる手札枚数は1枚だけなので、これ自体は無いよりはマシといったところ。
基本的には、次のコスト踏み倒し能力との組み合わせがメインとなる。
なお、『混成』3色を全て持つスピードアタッカーディスペクターなので、登場ターンに《禁時王秘伝エンドオブランド》をアタック・チャンスで唱えることができる。
このカード登場時点では、安定して最速アタック・チャンス詠唱が出来るクリーチャーである。
各ターン初めてのディスカードに対し、強制でトリガーするモード能力を持つ。
捨てたカードがコスト5以下の呪文なら唱え、コスト5以下のクリーチャーならそれを出す。
《龍装艦 チェンジザ》の踏み倒し能力が、クリーチャーでも踏み倒しできるように拡張された様な物であり、適切に扱うことで大きなアドバンテージを稼ぐことが出来る。
唱えることが出来る呪文には《ディスタス・ゲート》や《法と契約の秤》などが含まれているため、このクリーチャー召喚のためにササゲールを使用したディスタスを即座に呼び戻しボードアドバンテージを回復する動きも可能である。
「各ターン」表記であるため相手ターンでも誘発する。《エマージェンシー・タイフーン》や《怒流牙 佐助の超人》などを使えば相手ターンでのディスカードが可能となるので一考の余地あり。
1コスト下には同様の範囲のカードを踏み倒しできる《紅封混成 バルガ・アリタ》が存在する。組み合わせて使用してみてもいいだろう。
問題は、白青赤コスト7というサイズとサイバーロード/メカ・デル・ソルという種族の噛み合わせが悪いこと。
中速ビートダウン向きのスペックながら《蒼き守護神 ドギラゴン閃》などのファイナル革命の範囲外で、種族を活かした軽減・踏み倒しによる早出しを狙おうにもディスペクター以外の2種族はその方面でのサポート能力が貧弱という難点を抱える。
サイバーロード軸のデッキなどは白青赤というこのクリーチャーの色とアンチシナジーで、メカ・デル・ソルの展開サポートである《光機のイザナイ ロイヤルティー》は「ターンの終わり」という光臨タイミングと自身の能力の相性の悪さが目に付いてしまう。
また、ディスタスのササゲールを使用する場合でも、白青赤3色に収まるディスタスはササゲールの効率で他派閥3色に劣るのも考え物である。
無駄に高いパワーが祟って《ドンジャングルS7》での呼び出し範囲外になってしまっているため、【チェンジザドンジャングル】への適性も低い。
幸い色拘束が激しい点は《ボルシャック・モモキングNEX》でのコスト踏み倒しを前提にすればある程度解決できる。自身で《王来英雄 モモキングRX》にもアクセスできるため【連ドラ】感覚で使うのも悪くないかもしれない。
総じて、能力は魅力的で拡張性も高いものの、それを持つ自身の取り回しが難しいという難儀なクリーチャー。
ターン内行動を手軽に1手追加できる優秀なクリーチャーには違いないので、ディスペクターとしては比較的軽いコスト7という点を工面し活躍させてやりたい。
闘魂編のラスボス《エンペラー・アクア》と《光器ナスターシャ》を合成した『混成』ディスペクター。
合成元との関係 |
モモキングがミカドレオと戦っているのと時を同じくし、光文明へと襲撃をかける。
「正義星帝」とサッヴァークと対峙し、12のプログラムをインストールしたメカ・デル・ソルシリーズを差し向け彼らを押しつぶしにかかる。
しかし、メカ・デル・ソルシリーズは駆けつけた神聖十二神騎𝄇によって抑えられ、「正義星帝」とサッヴァークとの直接対決となる。
そして、「正義を蔑ろにする者を許さない」という一つの想いで共鳴した2体の元に《煌星の剣 レクスカリバー》が顕現。2人で両手を重ね、ありったけの正義を込めた上段切りによって脳天から真っ二つにされ、敗北した。
DMRP-20にて登場した、エキスパンションシリーズをその名に冠する3色ディスペクターのサイクル。
「歴史の転換点となった戦いにおいて中心となった超獣たち」[1]のディスペクターとして、王来篇背景ストーリーの最終盤に登場した。
Q.自分の《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》の「攻撃する時」の能力で手札から《夜露死苦 キャロル》を捨てる際、かわりに手札に残りました。「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力で、《夜露死苦 キャロル》を手札から出せますか?
A.いいえ、出せません。《夜露死苦 キャロル》は捨てることを置換して手札に残りますので「捨てた時」の能力がトリガーしません。
引用元(2021.12.17)
Q.自分の《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》が2体バトルゾーンにいる状況で、そのうち1体が攻撃しました。「攻撃する時」の能力で手札から《ブレイン・Re:チャージャー》を捨てましたが、1体目の「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力で《ブレイン・Re:チャージャー》を唱えて、墓地に置くかわりにマナゾーンに置きました。2体目の「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力で、もう1度《ブレイン・Re:チャージャー》をマナゾーンから唱えられますか?
類似例:《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》
A.いいえ、唱えられません。2体目の《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》の能力を解決する前に、捨てたカードが効果によって墓地以外に移動したのであれば、それは唱えることはできません。
(総合ルール 400.8) 引用元(2021.12.17)
Q.自分の《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》が2体バトルゾーンにいる状況で、そのうち1体が攻撃しました。「攻撃する時」の能力で手札から《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を捨てました。1体目の「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力で、呪文側の《ジャミング・チャフ》を唱えてカードを1枚引いてから、2体目の「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力にある選択肢を選べますか?
A.いいえ、選べません。選択肢を持つトリガー能力がトリガーする場合、待機中の能力を解決するより先に選択肢を宣言する必要があります。今回の場合、1体目の能力を使い始める前に、それぞれの《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》でどちらの能力を使うかを選ぶ必要があります。
(総合ルール 603.3a) 引用元(2021.12.17)
Q.自分の《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》が2体バトルゾーンにいる状況で、そのうち1体が攻撃しました。「攻撃する時」の能力で手札から《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を捨てましたが、1体目の「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力で、呪文側の《ジャミング・チャフ》を唱えて、2体目の「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力で、クリーチャー側の《奇石 ミクセル》をバトルゾーンに出せますか?
A.はい、出せます。ただし、もし先にクリーチャー側の《奇石 ミクセル》をバトルゾーンに出した場合、墓地に捨てたカードがなくなってしまうので、呪文側の《ジャミング・チャフ》は唱えられなくなります。
(総合ルール 400.5) 引用元(2021.12.17)
Q.自分の《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》が1体バトルゾーンにいる状況で、相手は《ロスト・Re:ソウル》を唱えて、自分は手札をすべて捨てました。捨てたカードの中に《ストリーミング・Re:チューター》と《冬の日スパイラル》がありましたが、《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》の「各ターン、はじめて自分の手札を捨てた時」の能力で、それら2枚を唱えられますか?
類似例:《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》のクリーチャー側
A.いいえ、どちらか1枚だけしか唱えられません。複数の呪文やクリーチャーを同時に捨てた場合、そのうち好きな1枚のみを唱えたり、出したりできます。
引用元(2021.12.17)