【獅子頂龍 ライオネル】
DMX-17で登場した《獅子頂龍 ライオネル》をコンセプトにしたデッキ。
獅子頂龍 ライオネル VIC 光文明 (9) |
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000 |
自分の手札に加える光のシールドカードはすべて「S・トリガー」を得る。 |
自分のシールドが1枚もない時、このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドをひとつ相手に選ばせてもよい。そうした場合、そのシールドを手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい) |
《獅子頂龍 ライオネル》は置換効果による除去耐性を持ち、バトルゾーンから離れる時に自分のシールドを1枚回収すればバトルゾーンにとどまることができる。
さらに、自分のシールドにある光のカードを全てS・トリガー化する。シールドさえ残っていればほとんどの除去を免れることができ、非常に場持ちが良い。おまけに手札に加えたS・トリガーは使用可能であり、光のカードならS・トリガーになるので、相手の除去を逆利用することができる。
9マナと重いため、自然のマナブーストから素早く出されることが多い。もしくは《獰猛なる大地》や《ヒラメキ・プログラム》などのコスト踏み倒しが主に利用される。
闇のスーサイドとも噛みあうため、相性のいいカードは多い。特に決まった定型は無いので、自由にカードを選んで組むことが可能である。
主要カード
光の候補
自然の候補
水の候補
闇の候補
超次元関連
主に【白緑コントロール】として組まれ、闇のスーサイドとのコンボを狙う場合は【白黒緑コントロール】となる。水のカードでコスト踏み倒しを狙う場合は【白青コントロール】か【白青緑コントロール】で構築される。
ただし、当然ながら光のカードの比率が高い方が、シールドカードをコスト踏み倒しで使える確率も上がる点には留意しておきたい。
このデッキの使い方
自然を入れる場合
やはりマナブーストから素早く《獅子頂龍 ライオネル》を出していきたい。《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》からスタートし、《ライフプラン・チャージャー》などに繋ぐと効率がいい。
運よく《ライオネル》が出せたならばコンボ開始。
《緊急再誕》や《獰猛なる大地》で《ライオネル》を選ぶことで置換効果を作動させ、シールドのコスト踏み倒しを狙っていく。
《セブンス・タワー》や《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》ならば丁度増えた3マナで《緊急再誕》を唱えて即座に《ライオネル》を出せる可能性があるで覚えておきたい。
闇を入れる場合
《解体人形ジェニー》のピーピングハンデスが使えるほか、各種スーサイドとのコンボが可能。
《邪魂創世》でドロー、《魔龍バベルギヌス》でリアニメイトなどが可能。特に後者は素早くバトルゾーンに出すことにも結びつくので相性はいい。
また、変わったところでは《超神類 イズモ》を入れるのも一考である。S・トリガー獣は召喚なので、cipで盾を3枚追加しつつT・ブレイカーを残すことが出来る。
《獅子頂龍 ライオネル》がなかなか出せない場合は《光器パーフェクト・マドンナ》や《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》でデメリットを軽減していけばいいだろう。
サイキック・クリーチャーを無理に使う必要はないが、《時空の霊魔シュヴァル》は覚醒条件を満たしやすく、《霊魔の覚醒者シューヴェルト》になるとシールド追加ができるので覚えておきたい。
《超次元ライデン・ホール》で《獅子頂龍 ライオネル》を破壊しようとすると、《ヴォルグ・サンダー》と同時に出せる上に、シールドカードのコスト踏み倒しも狙える。
水を入れる場合
《ヒラメキ・プログラム》でコスト踏み倒しできる可能性が生まれる。8マナだがコスト軽減できる《優位の守護者サメンビー》《アクア・ライブラリアン》などを餌にすれば9マナの《ライオネル》を確実に連れて来られる。
《ライオネル》を閃けば《聖霊王アルファディオス》を出せる。もったいないが、自身の置換効果で場に残った《ライオネル》を進化元にすることも出来る。
ただし、コンボが封じられた場合の立て直しが厳しいので、チャージャーでマナブーストするなど、別の方法も用意しておくべき。
弱点
《獅子頂龍 ライオネル》が出てくるのはどうしても遅くなってしまうため、その間にビートダウンされると厳しい。シールドを減らされると置換効果も使いにくくなるので、シールド追加で回復させるか、別のカードで対抗したい。
また、採用率は低いものの《ライオネル》は置換効果による除去には弱い。《神羅スカル・ムーン》や《恐気の覚醒者ランブル・レクター》が出てきそうならば警戒するべきだろう。
その他
- 光単色のデッキであった場合、除去しようとすると確実に何かしらのカードをコスト踏み倒しされるので相手に与えるプレッシャーは非常に大きい。ただし、光単色は他の文明に比べると安定しないので、構築はやや難しい。
参考