【アーク・セラフィム】 (デュエプレ)

《超神星ビッグバン・アナスタシス》が登場したDMPP-08で成立した。

後にDMPP-08EXで登場した《聖帝ソルダリオス》により、《ビッグバン・アナスタシス》は【アーク・セラフィム】から抜けていった。

ここでは《聖帝ソルダリオス》を軸とした白緑ビートダウン型を解説する。

New Divisionでは、DMPP-14の実装とともに《聖帝ソルダリオス》《霊騎幻獣ウルコス》を始めとする主だったアーク・セラフィムが軒並み使用不可となり、今後種族単位でのフィーチャーや再録がない限り、All Division専用のデッキとなる。

聖帝ソルダリオス VR 自然文明 (6)
進化クリーチャー:アーク・セラフィム 7000
進化-アーク・セラフィム
攻撃する時、自分のマナゾーンから進化でないアーク・セラフィムまたはビーストフォークを探索し、1体をバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、自分の山札から1枚目をマナゾーンに置く。
W・ブレイカー
霊騎アラク・カイ・バデス R 光文明 (5)
クリーチャー:アーク・セラフィム 3500
ブロッカー
自分の他のアーク・セラフィムはすべてパワーを+3000する。
自分のターン終了時、自分の他のアーク・セラフィムをすべてアンタップする。

主要カード

《聖帝ソルダリオス》
《霊騎アラク・カイ・バデス》攻撃可能ブロッカー 他をパンプアップ 他にターンの終わりアンタップ 必須級のパワーカード
《霊騎プリウスライザ》主要進化元 《ソルダリオス》での踏み倒し先を確保しつつ4→6と進化できる
《霊騎幻獣ウルコス》主要進化元 スムーズに《アラク・カイ・バデス》召喚や《ジャミング・ビート》のクロスに繋がる
《ソルダリオス》へのマナカーブや、《ソルダリオス》からの踏み倒し先としては貧弱だが、8マナあれば進化速攻が狙える

候補カード

《霊騎ラディア》ほぼ《ソルダリオス》前提になるが、除去しつつ中型アタッカーを出せる
《聖霊提督セフィア・パルテノン》手札補充付きマッドネス 《ヘブンズ・ゲート》でも出せる
《霊騎コルテオ》《秘護精サルード》の上位互換な防御用S・トリガー
《霊騎ラファーム》文明指定なのはネックだが、タップインが刺されば非常に強力
《アラク・カイ・バデス》のおかげで自身が殴り返しの殴り手となれる
【ガントラビート】【バルガライゾウ】などを大きく遅延できるので環境次第では入れたい
《超次元ディアナ・ホール》《時空の勇躍ディアナ》アーク・セラフィム 間接的に出せるので探索の邪魔をしない
+  あまり採用されないカード

調整用候補カード

《フェアリー・ライフ》スムーズに《プリウスライザ》に繋がる
《ホッピ・ルッピ》は山札からのマナブーストではないので、マナゾーンに置かれるカードの上振れ・下振れがない
《鼓動する石版》
《ホッピ・ルッピ》
《進化の化身》主に《ソルダリオス》をサーチに
《口寄の化身》《ソルダリオス》のサポートになるアーク・セラフィム以外を抜いていけば、デッキに多数の種族を確保できる
《鬼装 オーガ・フィスト》デッキにはコスト4以上のクリーチャーが多く、《アラク・カイ・バデス》のパンプアップも乗ればパワード・ブレイカーでかなり強力に
シンプルにブロッカーにクロスして防御力を高めることにも
《叫鬼 ジャミング・ビート》クロスすれば《ソルダリオス》の苦手な《デーモン・ハンド》などで選ばれなくできる
《将騎 センジン・スタリオン》《聖鎧亜キング・アルカディアス》のロック解除、自分のブロッカー強化、パワーの低い相手のブロッカーをすり抜けてダイレクトアタック
《無敵城 シルヴァー・グローリー》突破が困難な大型ブロッカー、あるいは《霊騎ラファーム》でタップインさせた《超天星バルガライゾウ》などをバトルで突破するのに有用
《セイント・キャッスル》パワーの高めなクリーチャーが並びやすく、うまくいけば鉄壁になれる
《ハッスル・キャッスル》置きドロー 攻撃ステップでクリーチャーを出していくデッキなのですぐに起動させやすい

《ヘブンズ・ゲート》

立ち回り

序盤は《フェアリー・ライフ》《霊騎幻獣ウルコス》《霊騎プリウスライザ》を使って速やかにマナを伸ばす。《聖帝ソルダリオス》コスト軽減できる《秘精機士マンモキャノン》でも同じ役割を果たせる。

相手の動きを見て、《聖帝ソルダリオス》着地を優先させるよりも、火と自然獣メタになる《霊騎ラファーム》を出す、小型ビートダウンの攻撃を受け止められる《霊騎アラク・カイ・バデス》を出す、進化元に先に《叫鬼 ジャミング・ビート》をクロスしておくなどを優先させるべきかも考えたい。

安全に《聖帝ソルダリオス》が動き出せるようになったなら、相手プレイヤーに攻撃しつつ、手札からのカードのプレイと、マナゾーンからの踏み倒しでリソース差を広げ、そのままダイレクトアタックまで持ち込む。

同じくアタックトリガーでリソースを稼ぎ出す【ドリームメイト】との最大の違いは、《霊騎アラク・カイ・バデス》による自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力での攻守一体と、デッキ全体の基礎パワーおよびパンプアップによる火力耐性の高さが挙げられる。
2体《アラク・カイ・バデス》が並べば、お互いがパンプアップ自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力で守り合い、6000火力をシャットアウトしつつ、相手のターンにブロック可能なまま相手のシールドをブレイクしていける。
6000火力には《コメット・チャージャー》《竜極神》サボタージュ能力《ボルメテウス・武者・ドラゴン》《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》の火力モードが環境に存在している。自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力のおかげでシールドブレイク時に《ホーリー・スパーク》を踏んでも全く痛くない。

デッキに水のクリーチャーも闇のクリーチャーもあまり使わないおかげで《ガルベリアス・ドラゴン》アンブロッカブルスレイヤーも得られず、パンプアップでブロッカーが7500以上になれば実質攻撃できない状態となる。

ブロッカーで敗北回避が狙えるのならS・トリガーの延命を祈る場面も結果的に減らすことができるのも【ドリームメイト】にはない強み。

《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》アタックトリガーはランダム対象を踏み倒すが、《聖帝ソルダリオス》アタックトリガーはマナゾーンから探索して踏み倒すため、3種類以下なら確実に好きなカードを選んで出すことができる。《霊騎ラディア》空撃ちになったり相手のマナブーストの手助けになってしまう心配は不要というわけである。

その他

アーク・セラフィムの種類を絞った《聖帝ソルダリオス》特化構築にすると、《ソルダリオス》でアタックトリガーを連発できないと3体の進化元を並べることが難しくなるため、《超神星ビッグバン・アナスタシス》《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》を採用しても活躍する機会が少なくなってしまう。

《霊王機トリファリオン》採用型の利点・欠点は【トリファリオン】を参照されたし。

DMPP-08EXでの実装からDMPP-14でのNew Division卒業までの約1年間、構築や立ち回りを殆ど変えないまま「勝てるが環境デッキとはいえない」というポジションを維持し続けた異例のデッキタイプ。
DMPP-14実装直前に開催されたSR禁止のSPルールマッチではSRへの依存度の低さ、《聖帝ソルダリオス》のVRとしては破格のカードパワー、《霊騎ラファーム》のメタ対象の多さから注目され、New Division卒業を目前にして悲願の環境入りを果たした。

サンプルレシピ

DMPP-08EXの公式サンプルレシピ。

リストは「新規作成」→「デッキレシピから作る」→「光自然アーク・セラフィム」より

サンプルレシピ (2)

DMPP-09の公式サンプルレシピ。

リストは「新規作成」→「デッキレシピから作る」→「光自然セラフィム」より

参考