《ケンゲキオージャ 〜究極火焔(ファイナル・フレア)〜》

ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜 VR 火文明 (25)
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 23000
進化:名前に《ゴウケンオー》とあるクリーチャー1体の上に置く。
ソウルシフト(このクリーチャーを召喚する時、このクリーチャーの進化元クリーチャーを選ぶ。このクリーチャーのコストは、その選んだクリーチャーのコストだけ少なくなる。ただし、コストは0以下にはならない。)
Q・ブレイカー
相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時、自分はゲームに勝つ。

DM-35で登場した進化フレイム・モンスター

相手の呪文効果あるいバトルゾーンで誘発したクリーチャー能力バトルゾーンを離れる時、自分はゲームに特殊勝利する能力を持つ。

ケングレンオーの進化5段階目にして最終形態。
これまでにあったタップ能力は無くなったが、場を離れるとエクストラウィンという強烈極まりない能力を手に入れた。
相手としてはパワー23000のQ・ブレイカーというこの超巨大クリーチャーをどうにか除去したいところだが、スレイヤーで倒した場合もクリーチャー効果に含まれるため、このクリーチャー除去するためにはバトルで勝つ、もしくは《タイフーン・バズーカ》等のクロスギア《怪魔城 ポチョムキン》等ので対処するしかない。

しかし、普通にブロックする分には問題ないため、ただのファッティとして無視すればそれほど脅威では無くなる。
《無限掌》《鬼装 オーガ・フィスト》《イモータル・ブレード》あたりを使われたら悲惨だが。

後に封印という手段も生まれている。

また、ここまで進化させるために《光器クシナダ》などでサポートしてくると、このクリーチャー自身も狙われにくくなり本末転倒な状態になってしまう。
とはいえ、このクリーチャーが出ているだけで使用者が対象を選ぶタイプ以外の除去を使えないという牽制になる。

このようにバトルゾーンに出てきたら厄介だが、普通に進化させようと思うと数ターンかかる。
ここに来るまでに除去することが一番の対策かつ弱点と言えるだろう。特にスレイヤーを使用するデッキの場合はまさに、出されたらほぼ負け確定と言っても過言ではないため全力で阻止する事。

ルール

その性質から「除去されれば勝てる」と単純に考えがちだが、実際には特殊勝利できるパターンとできないパターンが存在する。
非常にややこしく、ルールに対する正しい理解が必要である。特に公式や公認のイベントでの使用に際しては、しっかりとした下調べが必要だろう。

  • まず、この能力は離れる時に、バトルゾーンを離れるタイミングで、離れる効果の処理に割り込んで状況起因処理によって特殊勝利を得る能力である。そのため、《ケンゲキオージャ》がバトルゾーンを離れる前にゲームに勝つことになる。

エクストラウィンを得られるパターン

  • pigなど「バトルゾーンを離れてから」誘発する相手クリーチャー能力による除去
    • 2020年9月18日の裁定変更により、「バトルゾーンを離れた時」は、バトルゾーンでその能力が有効でないと誘発しないという裁定が出た。ゆえに、その一種であるpigでもバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力に含まれ、エクストラウィンができる。

エクストラウィンを得られないパターン

以下の通り。

  • 「離れる時、かわりに」とある効果が発動する状況

その他

  • 相手が、「クリーチャーが出てから、そのクリーチャーを除去する」タイプのコスト踏み倒しメタを使っていたら、それが強制なら自動的に勝利し、それが任意なら事実上使用を封じることができる。なお、《ケングレンオー》から《ゴウケンオー》までを狙われると無理なので実戦での実用性は薄い。

デュエル・マスターズ プレイスでは

ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜 SR 火文明 (25)
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 23000
進化-名前に《ゴウケンオー》とあるクリーチャー
ソウルシフト
攻撃する時、相手のクリーチャー1体を選んでもよい。このクリーチャーとその選んだクリーチャーをバトルさせる。
Q・ブレイカー
相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によってバトルゾーンを離れる時、自分はゲームに勝つ。
(このカードは、《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》《ケンゴウグレンオー 〜天地鳴動〜》《ワンケングレンオー 〜月下咆哮〜》のいずれかとして召喚してもよい)
ゴウケンオー 〜剣々轟々〜 SR 火文明 (17)
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 16000
進化-名前に《ケンゴウグレンオー》とあるクリーチャー
ソウルシフト
タップスキル:相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。その後、《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》に進化する。
T・ブレイカー
ケンゴウグレンオー 〜天地鳴動〜 SR 火文明 (10)
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 11000
進化-名前に《ワンケングレンオー》とあるクリーチャー
ソウルシフト
W・ブレイカー
タップスキル:相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。その後、《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》に進化する。
ワンケングレンオー 〜月下咆哮〜 SR 火文明 (5)
進化クリーチャー:フレイム・モンスター 5000
進化-名前に《ケングレンオー》とあるクリーチャーまたはモンスター
タップスキル:《ケンゴウグレンオー 〜天地鳴動〜》に進化する。

DMPP-15で実装。レアリティスーパーレアに上がった。
デッキ構築時およびバトルゾーン以外のゾーンでは《ワンケングレンオー 〜月下咆哮〜》から《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》までが纏めて《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》として扱われる様になり、デッキを圧迫しなくなった。
別面を獲得という現象については「このカードは、《カード名》として召喚してもよい」のページを参照。

ソウルシフトも健在。
後述する通り狙ってカードを揃えることは難しいものの、メインステップにカードプレイで次に進化し、同じターンの攻撃ステップでタップスキルでその次に進化するという動きができる。

タップスキルは「○○に進化する」というテキストになっている。
これはルナティック進化の例に倣い、クリーチャーが新しくバトルゾーンに出たものとみなされる。よって、「クリーチャーを召喚した時」の能力や、「クリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力が誘発する。
《聖霊王イカズチ》と組み合わせれば、1ターンで最終形態に到達できる。

また、《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》にはアタックトリガー効果バトルを行う能力が追加された。殆ど確定除去として機能する上に、進化させるまでに相手に展開された分を盛り返せるので非常に便利。
しかし、本命は《イモータル・ブレード》とのコンボを容易にするための調整だろう。デュエプレ研究所でもこのコンボで エクストラウィンする様子が公開されているのでデザイナーズコンボである。

  • 一番若い進化形態の《ワンケングレンオー 〜月下咆哮〜》のみ、進化条件がモンスターの種族カテゴリも参照できるように緩和されている。

進化時に確実に次ステップに移行出来る他、《メタルコックのタイマー》《二刀流トレーニング》等を駆使すれば最速4Tで着地できる。
2~3T目では除去を受けることも少なく、《ワンケングレンオー 〜月下咆哮〜》から相手に一切ターンを渡さず最終進化が可能であり割り込まれる心配も少ない。
ただでさえ実質的な除去耐性持ち+アタックトリガーで破壊を内蔵のパワー23000のQ・ブレイカーがこれほどの速さで着地してくるのは相手にとって絶望以外の何物でもないだろう。
ケンゲキオージャ唯一の弱点である封印も未だ実装されておらず生成コストも上記カードは安めなのでAll divisionでは一種の地雷デッキとしての活躍が見込めるだろう。

2022年11月24日メンテナンス前のテキスト

各形態で「ソウルシフト」能力が以下のテキストになっていた。

このクリーチャーの召喚コストは、進化元にするクリーチャーのコストだけ少なくなる。ただし、このクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMPP-15
    究極火焔。尽きる事なき業火が敵を焼き尽くす。

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.自分のバトルゾーンにある封印から《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》が墓地に置かれた際、自分はゲームに勝利することが出来ますか?
A.いいえ、出来ません。バトルゾーンでクリーチャーとして存在していなければ能力は発動出来ません。
引用元(2020.2.26)

Q.自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》の「離れる時」の能力は、相手の《*/弐幻ニャミバウン/*》の「付けた時」の能力で選ばれても発動しますか?
A.いいえ、オーラの能力は「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力」ではありません。《*/弐幻ニャミバウン/*》の「付けた時」の能力によって《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》がバトルゾーンを離れてもゲームに勝利できません。

+  (総合ルール 300.1)

引用元(2020.11.13)

Q.自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》《Dの禁断 ドキンダムエリア》がバトルゾーンにある状況で、自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》が相手の呪文の効果でバトルゾーンを離れる際、「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時」の能力で自分はゲームに勝ちますか?
A.いいえ、ゲームに勝たず封印されます。《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》の「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時」の能力より先に、《Dの禁断 ドキンダムエリア》の「自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに」の置換効果を適用します。
引用元(2022.02.18)

Q.相手の《疾封怒闘 キューブリック》の「このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時」の能力で、自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》がバトルゾーンから手札に戻される際、「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時」の能力で自分はゲームに勝ちますか?
A.いいえ、ゲームに勝ちません。「このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれた時」の能力は、「破壊された時」と異なり、墓地でトリガーする能力ですので、バトルゾーンにあるクリーチャーの能力として扱いません。
引用元(2022.02.18)

Q.自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》《The邪悪 寄成ギョウ》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《怒りの影ブラック・フェザー》を出しました。この「出た時」の能力をかわりに自分が使い、自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》を破壊しましたが、「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時」の能力で自分はゲームに勝ちますか?
A.はい、ゲームに勝ちます。効果の発生源は変わりませんので、結果的に相手の《怒りの影ブラック・フェザー》の「出た時」の能力によって自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》が破壊されるためです。

+  (総合ルール 110.5))

引用元(2022.02.18)

Q.自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》がバトルゾーンにいる状況で、相手の《ケロディ・フロッグ》がバトルゾーンを離れました。この《ケロディ・フロッグ》の「このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時」の能力を使い、自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》を手札に戻しましたが、「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時」の能力で自分はゲームに勝ちますか?
A.はい、ゲームに勝ちます。《ケロディ・フロッグ》の「このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時」の能力は、直前までバトルゾーンにいたクリーチャーのトリガーした能力ですので、《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》の能力の対象になります。

+  (総合ルール 603.5c)

引用元(2022.02.18)

Q.相手は自分の《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》《永遠の無》を唱えて、パワーを0にしました。パワーが0以下になったことで《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》が破壊される際、自分は《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》の「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが離れる時」の効果で、ゲームに勝ちますか?
A.いいえ、ゲームに勝ちません。パワーが0以下になったクリーチャーは状況起因処理によって破壊されます。相手によって破壊されたわけではないので、ゲームに勝てません。

+  (総合ルール 703.2)

引用元(2022.02.18)

Q.《帝神龍装 ティーゾリス》の「自分のクリーチャーが破壊された時またはバトルゾーンを離れた時に~」の置換効果で《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》の「離れる時」の能力は2回トリガーしますか?
A.いいえ、「離れる時」の能力は2回トリガーしません。
引用元(2022.5.20)