【ロック“SPK”スピーカー】
《ロック“SPK”スピーカー》とツインパクトカードの特性を組み合わせたコスト踏み倒しデッキ。
基本的に白赤、もしくは白青赤のどちらかに緑をタッチして組まれる。
概要
《ロック“SPK”スピーカー》はその性質上、デッキに入る自身以外のカードをコスト2以下にする事で、ほぼ毎回コスト踏み倒しを行うことができる。
さらに《ロック“SPK”スピーカー》の能力でツインパクトカードがめくれた場合、最初のコスト判定時にクリーチャーか呪文どちらのコストを参照にしても良いという裁定が下された。これを利用して、呪文面のコストが2以下かつ強力なクリーチャー面を持つツインパクトを採用し、低コストで強力なクリーチャーを一気に出そうというのがコンセプトである。
ロック“SPK”スピーカー VR 火文明 (4) |
クリーチャー:ビートジョッキー 4000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。この3枚のコストの合計が6以下なら、その中のクリーチャーをすべてタップしてバトルゾーンに出す。その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 |
ケタノッコ・タンク C 自然文明 (8) |
クリーチャー:グランセクト 13000 |
T・ブレイカー |
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ケタノビール・ランサー C 自然文明 (1) |
呪文 |
このターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+4000する。 |
ヘブンズ・フォース UC 光文明 (2) |
呪文 |
S・トリガー |
コストの合計が4以下になるように、好きな数の進化ではないクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
※プレミアム殿堂 |
主要カード
候補カード
コスト1・単色
《スピーカー》の能力で《スピーカー》が出たときの保険
コスト1・多色
コスト2・単色
コスト2・多色
コスト3
基本的に事故の要因になるので、採用する場合は1コスト側のカードを多めに入れる必要がある。
呪文
このデッキの回し方
マナ加速や《フェアリー・ギフト》を使い、《ロック“SPK”スピーカー》を召喚する。
能力で《ケタノッコ・タンク/ケタノビール・ランサー》や《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》などを2体以上並べたら、それらで押し切ってしまおう。
長所
早期にW・ブレイカーやT・ブレイカーが大量に並ぶため、一度《ロック“SPK”スピーカー》を着地させると次のターンにはダイレクトアタックまで持っていくことができる。
構築費が比較的安く済むのも利点。また、低コストのツインパクトが出るたびに強化されるので、《スピーカー》が存在する限りいつまでも強化されていくデッキである。
短所
基本的に自身のターンにコスト踏み倒し能力を使うため、《異端流し オニカマス》や《洗脳センノー》、《オリオティス・ジャッジ》などを使うデッキと相性が悪い。除去能力も優れてはいないため猶更。
手札補充も乏しく、除去されきってしまうとそれっきりになることも多い。しかも、《ロック“SPK”スピーカー》の能力もcipでしか誘発しないため、効果が失敗に終わったら悲惨。
その他
2020年12月18日の《ヘブンズ・フォース》のプレミアム殿堂を受けて弱体化してしまった。そのため、《フェアリー・ギフト》の軽減で2ターン目に出すか、これにより1ターン遅れてしまうものの、《レッツ・ゴイチゴ》などでマナ加速すれば3ターン目に出すことができるためデッキとしては存続している。
【ドラグ“魔神轟怒”スピーカー】
龍月 ドラグ・スザーク P 闇文明 (10) |
クリーチャー:ドルスザク・ドラゴン/チーム零 11000 |
<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップし、[闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、GR召喚を4回する。 |
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龍・獄・殺 P 水文明 (2) |
呪文 |
カードを1枚引く。その後、自分の手札を1枚捨てる。 |
GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する) |
“魔神轟怒”ブランド MAS 火文明 (5) |
GRクリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 3000+ |
自分の火のクリーチャーを3体以上バトルゾーンに出したターン、このクリーチャーに「スピードアタッカー」「パワーアタッカー+6000」「W・ブレイカー」を与える。 |
超天フィーバー:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、このターン中に自分の火のクリーチャーを5体以上バトルゾーンに出していれば、自分のクリーチャーをすべてアンタップする。 |
候補カード
概要
cipで4回GR召喚する《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》を出すことで、《“魔神轟怒”ブランド》の超天フィーバーを発動し、《ロック“SPK”スピーカー》を出したターンに一気に攻める。
《“魔神轟怒”ブランド》と《ソニーソニック》が同時に出ればそのターンにダイレクトアタックも狙える他、《スピーカー》で出した残り2体のクリーチャーで打点増強やS・トリガー対策もできる。
《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》のcipが発動しなければどうしようもないため、対メタクリーチャー用の除去札や山札操作に割くスロットが多くなる。通常の【ロック“SPK”スピーカー】の構築のついでに、あくまでサブプランと割り切って搭載するのもあり。
参考